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ANA、SKY、NCA、IBEX; 4社の決算状況

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1.ANA連結決算、通期で赤字に、緊急対策プラン策定へ

 1月30日、ANAは第3四半期決算及び通期見通しを発表した。
 
 ①Q3の実績(累計)売上げは、国内線・国際線ともに旅客数は減少し、収入も減。
   燃油費の高騰が影響して利益は大幅減となったが、黒字を確保。

 ②年間見通し; 営業損益は80億円の黒字ながら、経常損益は▲100億円と赤字、
   当期純利益でも▲90億円と、赤字に転落する模様。
   3円を予定していた配当も、現時点では未定としている。

 ③財務状況; 新たな長期借入金/社債が1,827億円で、有利子負債は約700億円
   増加。
   燃油ヘッジ等による評価換算差額が1,000億円強となっている。
   燃油は向こう1年で80%、2年目が55%とかなりの予約があり、またドルも
   向う1年で60%、2年目で40%の予約がある。
   現在の燃油価格・ドルレートが続いた場合も、そのメリットの受容は当面は限られた
   ものとなろう。

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   なお、詳細な決算分析等は、JALの発表を待って行う予定。

(1/30 ANAプレスリリース及びIR情報;決算説明会資料)

 

2.SKY、第3四半期累計で経常損益▲38億円、しかし基調は上向きか?

 1月30日、スカイマーク(SKY)は第3四半期決算を発表した。

 ①Q3の実績(累計); 機材小型化や乗員不足による夏期の運休等で提供席数
   が減った(▲15%)ことなどにより、旅客数も大幅に減った(▲17%)。
   このため売上げは前期比▲64億円の減少となった。
   他方費用は、燃油費の高騰(ヘッジは行っていない模様)その他の理由により、
   横ばいにとどまった。
   このため前期の黒字から一挙に大幅赤字に転落した。

 ②年間見通し; 売上げは前回(10月)見通し並みであるが、利益はそれを更に
   下回り、当期純損益は▲25億円としている。

 ③財務状況; 大幅赤字とシミュレーター購入への投資によって財務的には厳しい状況と
   なったが、リース保証金の回収(20億円)と第3者割当増資(12億円)によって、
   手元流動を▲4億円の減に食い止めている。

 ④今後の展望(JAMR); 燃油価格の下落と円高という環境変化の中で、ヘッジして
   いないことがコスト減に直接結びつくことが明るい材料であろう。
   国内線全体としては旅客減ながらも、高需要の路線に特化して、小型機で大手
   からシェアを奪うことで、収支としては上向きになる可能性が大きいと思われる。

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(1/30 SKY業績情報)

 

3.NCA、第3四半期累計で経常損益▲113億円、通期▲190億円

 1月30日、日本郵船は第3四半期決算を発表した。
 その中で日本貨物航空(NCA)の業績及び通期見通しは以下のとおり。

 ①Q3の実績(累計);物量減・単価低下により売上げは大幅減となったが、
   機材の新鋭機への統一や路線効率化等でコストも大きく減ったため、
   経常損益は依然赤字ながら、その額は縮小し、▲114億円。

 ②年間見通し; 売上げは、ほぼ前年並みとした前回見通しより大きく落ち込む。
   経常損益も前回(▲120億円)を下回る▲190億円としている。

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 (1/30 日本郵船決算短信)http://www.nyk.com/ir/disclosure/20090130/20090130_1.pdf

 

 

4.IBEXは増収増益か?(Q3決算)
 
 ㈱日本デジタル研究所は、1月30日、Q3の連結決算を発表した。
 その中で航空事業セグメントは増収増益となった。
 同セグメントは、定期航空運送部門(アイベックスエアラインズ)と航空機使用
 部門とから成るが、前者が売上げの大半(2007年度ベースで95%)を占めているこ
 とから、定期航空運送部門も増収増益になったものと推定される。

 【航空事業セグメントQ3実績(累計)】
         前年Q3   当年Q3
   売上げ   48.7億円  50.5億円
   営業利益   2.8億円   3.0億円

(1/30 ㈱日本デジタル研究所決算短信)http://www.jdl.co.jp/corp/pdf/JDL41th-3.pdf