2009年度ANA決算、▲574億円の赤字
4/30日に2009年度連結決算が発表された。
概要は以下のとおり。
① 連結損益
旅客・貨物ともに大幅減収となり、燃油費や人件費の減、国際線の
コミッション減等がおいつかず、経常ベースで▲863億円、当期損益
では▲574億円の赤字となった。
このため配当は見送る。
なお2010年度に入って需要は回復基調にあり、2010年度は利益回復
を予定する。
② 旅客収入の状況
・国内旅客;旅客数は前年に続いて減少(▲7%)、利用率も63.5
→62.0%と低下した。
加えて旅客単価が、16,359→15,816円と低下(▲3%)、この結果
旅客収入は▲10%減(▲684億円)となった。
なお旅客数は一昨年比では▲12%である。
・国際旅客;旅客数は前年を+5%上回り、利用率も69.4→75.7%と
大幅に回復、一昨年並みの規模に近づいた。
しかしながら、旅客単価が65,674→45,883円と▲30%低下したこと
で、収入は前年比▲26%(▲769億円)と大幅に減少した。
③ キャッシュフロー計算書
▲2,000億円とキャッシュアウトがあったが、増資(1,400億円)、
新規借入金(1,900億円)、減価償却費(1,100億円)によって、
差し引き500億円規模のキャッシュが増加した。
④ 財務体質
・機材等の設備投資と、資金増などで、資産は約1,000億円増加。
その減資は、有利子負債の増と、増資(損失ネット後)である。
(4/30 ANA IR資料)