旅行流通速報 Vol. 436号
1. グーグルのITAソフトウエア買収
Toronto Star, 7/12/2010
(1) Google needs to fix airfare search market
グーグルの航空運賃検索正常化に期待
10年前に航空運賃検索エンジンが登場した。 そしてExpedia, Travelocity, OrbitzなどのOTA(オンライン旅行会社 = Online Travel Agencies)がオンライン旅行販売市場を席巻している。 しかし、彼らは特定の航空会社の優先表示無しに、本当に公平なバイアスが掛かっていない検索結果を表示しているのだろうか。 その次に、Kayak, SideStep, Farechase, FareCompareなどのアグレゲーター(aggregators)が登場した。 しかし直ぐに彼らも、コミッションを得ている特定航空会社を優先させているという噂が広まっている。 それからMomondoやDoHopなどの外国のアグレゲーターが登場した。 彼らも、公平なリスティングを実施していると言っているけれども、特定航空会社の運賃を宣伝広告している。 一体何時になったら、ノンバイアスな運賃表示が実現するのだろうか? Googleが、ITA Softwareを買収して航空運賃検索ビジネスに参入すれば、この公平なリスティングが実現されるかもしれない。
Tnooz, 7/12/2010
(2) Google-ITA Software deal: Why the airlines could b e very happy
航空会社 大喜び
司法省がGoogleのITA Software買収を許可すれば、サプライヤーは喜ぶだろう。 Webサイトの運賃表示の透明化と、航空会社がより流通をコントロールできるようになるからだ。 そして以下の3つの要素を考える必要がある。
・ 入り組んだ航空会社から消費者間のサプライ・チェーン(流通/ディストリビューション・チェーンと書くべきだろう)オプションと、それを支える多くの異なるチャネルの存在
・ これ等のチャネルの複雑さ。 複雑になればなるほどコストが余計に掛かることになる。
・ 運賃を保証し、ほぼリアルタイムのアベイラビリティーを表示するだけの 簡単な事実が求められている。
多くの航空会社のWebサイトは、ITA SoftwareのQPXシステムを利用している。
Googleは、ITA買収によって航空運賃検索をより単純化し合理化し効率化するだろう。 ユーザは、「9月15日発17日帰りのNYC最低運賃2人」などのネーティブなクエリが可能になるだろう。 Troogle(Travel + Google = Troogle)は、最低運賃の検索結果の一覧を表示し、実際の予約については航空会社のサイトにユーザをリンクさせるだろう。
GoogleはCPA(Crick per Action)とオンライン広告収入を航空会社から受け取り、航空会社はメタサーチやOTAなどの中抜き(つまりGDS使用を回避する)を実現できることになる。 そしてより品質の良いリフェラルを得ることができるようになる。 ユーザは、より公平且つ正確なほぼリアルタイムのインベントリーを利用できるようになる。
航空会社は、これとは別にTMC(Travel Management Company = 法人旅行管理会社)との取引を継続させることができる。 Troogleだって法人旅行を取り扱うことが不可能ではないだろう。 メタサーチ/OTA/GDSは困ったことになる。
米国外へは適合できないと言う問題もある。 またこのセオリーは、ホテル・カー・パッケージなどのその他の商品カテゴリ―には対応していない。 これらのことを考えて、Googleは買収価格を $700mとしたのだろう。 当然のことながら現在のOTAからのadベースモデルの減収を考慮に入れてある筈だ。 この買収が司法省の許可取得に失敗したならば、不要となる買収価格の $700mを使って、自分自身でソリューションを開発することだって考えられる。
Tnooz, 7/12/2010
(3) Google-ITA Software deal: ITA has been working on hotels
ホテル検索にも取り組む
ITA Softwareは、過去数年間ホテル検索ビジネスを研究している。 この開発のための専属チームがアサインされて、今年中の検索ツールの立ち上げを予定している。 Googleは、Google Map上でホテル検索を実施するツールを既に開発しているので、疑いなくITAとのホテル検索ビジネスを共同して開発することになるだろう。
ITAを買収して、航空運賃検索に加えてホテル検索まで手を出すことになれば、オンライン旅行市場の既存プレイヤーであるメタサーチやOTAとの緊張は更に増すだろう。 オンライン旅行販売市場において、ホテル販売はメタサーチやOTAにとってスイートスポットなのだ。
EverythingPR, 7/10/2010
(4) Facebook Versus Google Travel, the Upcoming Travel Wars
フェイスブックとグーグル旅行が旅行分野で競争か
GoogleがITA Softwareを買収することに合意した。 Facebookが旅行提案サイトのNextStopを買収した。(NextStop買収については情報435号参照) Microsoft は、2006年8月にFBと提携合意し、FBに $240mを出資している。 そして、2010年2月に検索及び広告に関する提携関係を拡大し、FB内でOFFICEの機能の使用を可能にする。 現在、米オンライン旅行市場はExpediaやOrbitzなどの一握りのOTAに席巻されているが、これが何時まで続くかは分からない。 GoogleとFBがとって変わることだって考えられなくはない。
2. Tnooz, 7/02-13/2010
航空標準XML開発で、オープンAXISグループ立上げ
航空会社6社(AC, AA, CO, DL, UA, US)とATPCO(Airline Tariff Publishing Company)が、7月13日、航空業界の標準XML開発でノンプロフィット組織のOpen AXIS Groupを立ち上げた。(AXIS = Airline XML Integration Standard)
Open AXIS Groupは、航空会社のマーチャンダイジングのためのXML標準を、少なくとも当初は、多分 伝統的GDSチャネルの外側に開発する。 開発のベースは、FarelogixのFLX代替流通プラットフォームのスキーマを使用する。
航空を含めた旅行業界共通のXML標準開発グループであるOpenTravelが、1999年に設立されている。 しかし、航空会社6社は、これとは別に、迅速な開発を目指すためにOpen AXIS Groupを立ち上げたと言っている。 付帯サービスとマーチャンダイジング コンテンツを取り込み、航空会社の特定の問題に必要となる航空会社のコネクティビティー開発に専ら取り組むこととなる。
グループは、このシステムは航空会社の航空便予約、PNL管理、複数旅客のより複雑予約、発券、交換発行、払戻、ボイド、オプショナルサービス(付帯サービス)や束ねた商品やEMD管理などの各種のその他のトランザクション全てを取り扱うと言っている。
EDIFACTメッセジングとATPCOの運賃流通とプロセッシングが、旅行流通における新規参入を阻み、GDS(含むITA)の優位性を長らく維持させて来た。 Open AXIS Groupは、航空旅行流通の民主化を促進し航空会社のマーチャンダイジングに役立つことになるだろう。
3. 其の他のニュース
旅行流通・TD
(1)航空会社、GDS使用減少を計画
航空会社に対するITテクノロジー プロバイダーのSITAの調査(2010 Airline IT Survey)によると、現在航空会社の航空券の50.4%がGDS経由で流通されている。 直販Web販売は26%になっている。 航空会社は、2013年には ほぼ半々となる GDS経由を41.3%に、直販Web販売を37.9%にしたいと言っている。 そして航空会社の70%が、2013年までにモバイル経由で販売(若しくは計画)しているだろう。(travelmarketreport, 7/08/2010)
(2)米法人(航空)需要急回復
米法人需要が二桁のプラスの勢いで急回復している。 米主要航空会社のCEOは以下の通り発言している。 旅行業界のヘッドは、以下の如く発言している。
AA CEO Gerald Arpey:
「昨年は法人需要の未曾有の減少に直面したが、今年になって米国と世界の市場で需要は持ち直している」
US President Scott Kirby:
「5月の法人需要が +50%増加した。 劇的な回復だ。 しかし2008年の需要レベルを未だ▲5%下回っている」
CO CEO Jeff Smisek:
「法人旅客数のみならず、イールドも改善している。 回復は本物だ」
DL President Ed Bastian:
「ユニット収入は2007年レベルを上回った。 法人需要の回復により年内には2008年レベルに達するだろう。 5月の法人需要は +63%増加した。 単価が大幅に上昇している」(BusinessTravelNews, 7/9/2010)
(3)キューバ渡航が解禁されても、直ぐにはクルーズは増加しない
米連邦議会で、Cuba渡航解禁を支持する議員が増えている。 オバマ政権は、昨年米在住キューバ人のCuba親戚訪問を許可した。 最近、キューバは52人の政治犯を釈放すると発表した。 キューバの人権問題が緩和されれば、米国のCuba渡航解禁が促進されるだろう。 渡航解禁となっても、即クルーズが増加する訳ではないようだ。 米国際クルーズ協会 (CLIA) は、キューバの港湾施設の改善に2〜3年が必要だと言っている。(ParmBeachDailyNews.com, 7/09/2010)
(4)法人旅行需要急回復
American Express Business Travel Monitorは、法人需要が回復し始めていると報告している。 2011年或は2012年には2007/2008年レベルに復帰するだろうと予想している。 需要回復と共に航空運賃が上昇し始めている。 今年5ヶ月間(5月は推定)で 国際線運賃は +3%、国内線は +6%上昇した。 ビジネスクラス旅客は、全旅客の39%から41%に増加した。 ホテルのレートは、▲0.5%低下している。 好景気時に開発に着手したホテルが続々とオープンしているので、レート上昇には時間がかかるだろう。 トラベルマネジャーは、航空会社の合併と付帯サービスに注意する必要がある。 航空会社は、合併によりディール交渉力を強化し付帯収入増加に継続して努力するからだ。 トラベルマネジャーは、ニューノーマルへの対応を迫られている。 今回の不況で知り得たことは、過度な法人旅行の削減は企業の事業遂行に大きなマイナスとなると言うことだ。 この過ちを繰り返してはいけない。(travelmarketreport, 7/12/2010)
(5)トーマスクック、独ライバル企業買収
Thomas Cookが、トルコのパッケージ ホリデーを販売しているOger Toursを30mユーロで買収した。 目的地トルコの人気が高まっている。 Ogerの昨年の決算は、収入256mユーロ、営業利益 3.3mユーロ、最終税前損失▲7.3mユーロであった。 この決算には8.8mユーロの特別減損会計が含まれている。 Thomas Cookは、中東の投資家相手のイスラム航空機ファイナンス債(sukuk) $50mの起債に失敗した。 依然として中東の市場が回復していないようだ。(FT.com, 7/12/2010)
(6)クルーズ コミッション継続低下
クルーズがノーコミッション(NCF)運賃を増加させている。 6割以上の旅行会社がNCFの増加に苦情している。 クルーズ料金の減少とNCFの増加で旅行会社のコミッションは減少する一方だ。 COSTCOやBJsやSamsで売られている格安料金のマスクルーズ販売の存在も、コミッションを減少させているもう1つの原因だ。 旅行会社は、クルーズの代わりにコミッションが高いパッケージや河川クルーズ販売にシフトすると言っている。(travelmarketreport, 7/12/2010)
(7)エアーアジア アバカス採用
AirAsiaがAbacus Internationalシステムを採用した。 AirAsiaは、このエンドツーエンドのテクノロジープラットフォームのシステムにより、オプショナル サービス販売の効率化の達成と旅行会社経由の販売を拡大する。 オプショナルサービス収入(付帯収入)は、航空会社の重要な副次的な収入ソースになりつつある。 CAPAは、世界の航空会社のオプショナルサービス収入が 今年総収入の12%の $58bnになると予測している。 旅行会社は、このオプショナルを販売支援の新たなサービスフィー収入のストリームにしている。(Abacus International press release, 7/14/2010)
(8)セーバー、エアートータルプライシング準備
Sabreが、今月から来月にかけて付帯収入を含めた総額運賃計算を可能にするAir Total Pricingシステムを立ち上げる。 7月には付帯サービスの運賃計算機能をカットオーバーし、8月には付帯サービス運賃込みの最低運賃検索機能を追加する。 そして最終的には、付帯サービス運賃が掛からない常顧客クラブのエリートステータス会員を自動的に識別する機能を付け加える。 このシステムはXMLインタフェースも可能にする。 但し、XMLの使用は、使用する側の改修を必要とするので、直ぐにはこれを使う大量のユーザが出現するとは考えられない。
Sabreは、付帯サービス販売の問題はテクノロジーの問題であって、巷間囁かれているコンテンツの問題ではないと考えている。 Sabreの現行エアーコントラクトは付帯サービス販売を含んでいるので、テクノロジーさえ対応可能にすれば良いと考えている。 今年第4四半期には全てのGDSsで懸案のEMDのセトルメントが完成するので、付帯サービスのGDSs経由の予約、支払い、精算、フフィルメントの実行が可能になる。(BusinessTravelNews, 7/14/2010)
(9)トラベルポスト、コミュニティー立ち上げ
TravelPost(会員10万人)が、Travel Discussionと呼ぶコミュニティー(β版)を立ち上げた。 ユーザは、Facebook Connect経由でTravel Discussionにサインインして、仲間内で旅行に関する情報交換とレビュー投稿が実施可能になる。
ホテルレビューサイト最大手TripAdvisorは、これとは異なる方法でコミュニティーを立ち上げている。 FacebookのコミュニティーとTripAdvisorのCities I've Visitedアプリケーションを利用してTrip Friendsを立ち上げている。(Tnooz, 7/15/2010)
(10)カヤックがホテルの"プライベートセール"試験
Kayakが、幾つかの選ばれた市場で、ホテル検索結果にPrivate Saleのバナー広告を掲載し始めた。 Private Saleは、限定期間のみ大幅値引きホテルを提供するサービスで、オペークモデル同様にホテルブランド毀損を最小限とする販売手法である。(下図の通り、ホテル名は予約されるまで明かしていない。) このサービスを利用するためには、ユーザ登録が必要となる。 Private Saleの実際のトランザクションはOpen Hospitality Incが実施する。(Tnooz, 7/15/2010)
(11)ビングトラベル より安い代替旅行提案
Bing TravelがYour Flight Summary機能を立ち上げた。 ユーザに、経由便や旅行日の変更による、より安い旅行を提案する。 航空便検索をすると、Your Flight Summaryのボックスが表れて、複数のオプションを提案する。 下図の例示では、San Diego-NYCのワンストップ便往復 $418が、旅行日を1日遅らせることにより $44節約できる(しかも直行便利用)ことを示している。(Tnooz, 7/15/2010)
空 運
【共 通】
(1)欧州の航空旅客保護規定の域外適用
欧州連合では、航空便の運休時の旅客保護規定が存在する。 2005年に制定されたEC261がそれだ。 この規定では、運休時には、旅客は運賃を払い戻すか次便予約のチョイスがある。 次便搭乗のために宿泊が必要となる場合は、その運休が如何なる理由にも拘らず、航空会社ホテルと食事を提供しなければならない。 運休が整備などの自社の都合による場合は、航空会社は600ユーロまでの補償金の支払いを義務づけられている。 この規則は遅延の場合の補償金も規定している。 EC261は、欧州連合の空港を出発する外国航空会社にも適用となるが、米国の航空会社の多くはこれを守っていないようだ。 連合規定の域外適用という国際法上のヤヤコシイ問題が絡む。 欧州連合は、加盟国以外の航空会社に対するエンフォースメント能力を欠いている。 IATAおよび航空会社は、一貫してEC261に反対している。 $250の運賃しか支払っていない旅客に、何故$400を補償する必要があるのかと言っている。 航空会社は、今年4月、アイスランドの火山爆発で空港が閉鎖されたために、減収と補償金の支払いで20bnユーロの損害を蒙っている。(nytimes.com, 7/12/2010)
【米 州】
(1)FAA操縦室窓に関する安全指令発出
窓の氷結防止機器が電気的ショートして煙や火災を発生させる事故が1980年代以降11件発生している。 FAAは、ボーイング機の操縦室窓の点検強化と一部航空機に対してはその交換を義務づける安全指令(Safety Mandate)を発出した。 ボーイングの757, 767, 777の米国航空会社の1,200機以上がこの安全指令の対象となる。(wsj.com, 7/19/2010)
(2)デルタ航空、名古屋=ホノルル線開設
DLが、名古屋=ホノルル線 毎日便(B767-300型機 C35席+Y181席)を12月22日から開設する。 現在DLは、名古屋からDTT, MNL, SPN, GUMに路線を展開している。(travelweekly.com, 7/09/2010)
(3)ジェットブルー、6月旅客輸送実績 +11%増
jetBlueの6月の旅客輸送実績が、前年比 +11%増加した。 PRASM(有効座席マイル当り旅客収入)は、+19%増加した。 供給は +5.8%増であった。 L/Fは、80.3%から84.2%に上昇した。(wsj.com, 7/09/2010)
(4)GOL(ブラジル) $300m起債
GOL Linhas Aereas Inteligentes SAが、期間10年、イールド9.5%の総額 $300mに上る社債を発行した。(wsj.com, 7/13/2010)
(5)連邦控訴審、ピーク時間着陸料金認める
連邦控訴審は7月13日、航空会社の訴えを退けて、空港のピーク時間帯に対してより高い着陸料金を設定する運輸省規則は合法であると判決した。 控訴審は、空港混雑解消を目的とするこの創造的且つ合理的規則を支持するとしている。(wsj.com, 7/13/2010)
(6)フェデックス、B777が増収に貢献
FedExが、 2009年9月にB777 貨物専用機を6機導入し、今後12ヶ月間に更に +6機を追加する。 B777貨物専用機は、178,000ポンド(約80屯)の搭載能力と6,675マイル(約10,700km)の航続距離を有している。 主力のMD-11よりも14,000ポンド多い搭載量と、2,100マイル長い航続距離の能力を有している。 FedExは、2011年3月に終了する今年度に機材導入、集荷センター、そのたの施設改善に $3.2bnを投資する。 この投資額は2008年の $2.8bnを上回る。 3月31日に終了した第4四半期でFedEx Expressの収入が +23%増加した。 昨年は▲24%減少した。 FedExは4月から、米アジア線の9便目と欧アジア線の3便目の毎日便をそれぞれ増便した。(wsj.com, 7/14/2010)
(7)米航空会社 4月座席搭乗率(L/F)最高
米国の4月のL/Fが81.6%と過去最高となった。 旅客数は、5,960万人であった。 国内線が79.3%, 国際線が82.5%であった。 1月〜4月の4ヶ月間の旅客数は2009年を上回ったが、2008年比では依然として▲9%低下している。(CNNMoney, 7/15/2010)
(8)誘導路上遅延規則導入で遅延減少
3時間以上の誘導路上遅延を規制する新たな運輸省の規則(tarmac-delay rule)が4月末から施行された。 5月の誘導路上遅延は タッタの5便であった。 昨年同月の35便よりも大幅に減少した。 しかし運休便数は1.2%と0.9%から増加した。 定時性は80.5%から79.9%に悪化した。 規則導入後1ヶ月なので、効果測定には期間が短すぎるようだ。(tracelweekly.com, 7/15/2010)
(9)米下院委員会 航空会社付帯サービス運賃課税検討
米下院運輸とインフラ航空委員会(議長James Oberstar)が、急速に増加している航空会社付帯サービス運賃に対する課税を検討している。 現在航空運賃には7.5%の消費税が掛かっているが、手荷物や機内食の付帯サービス運賃には課税されていない。 Oberstar委員長は、航空会社は3年前には運賃に含まれていた多くの無料サービスをバラバラに分解して付帯サービスとして有料化し増収をはかっていると言っている。 これは隠れた運賃値上げに相当すると言っている。 そして無税の付帯収入の増加は、空港の施設改善に回される税収を低下させていると非難している。 消費税の付帯収入への適用を検討する必要があると言っている。 昨年の付帯収入は、運輸省の統計によれば $3bnになる。 従って課税した場合は $225mの税収増がはかられる筈だ。 しかし、このデータには手荷物と予約変更や取消手数料しか含まれていないので、実際の付帯収入額はこれよりもズーット大きな額となるだろう。 運輸省(DOT)は、最近 付帯サービス運賃を透明化する規則を検討している。 航空会社のWebサイトでの詳細表示に加え、基本運賃と付帯サービス運賃を合算した総額運賃表示を航空会社に求めている。 またこの規則は、遅延時や誤配時の手荷物料金の払戻も含めている。 また同委員会は、航空会社に対して、付帯サービス運賃データのGDSへの提供も規則に含めることを検討している。 GDSは、付帯サービス運賃表示のためのシステムの改修は間もなく終了するので、後は航空会社からのデータ提供だけが問題となると言っている。(wsj.com, 7/15/2010)
(10)ボンバルディア(加)、Cシリーズ受注増
Bombardierが中型機CSeries(最大150席)の受注獲得を増加させている。 ファンボロー(英)のエアーショーで、具体的な受注内容が発表されるだろう。 CSeriesは、燃費性能が現在の航空機よりも▲20%改善され、航続距離3,394マイル(欧州域内と北米内の殆どの路線に就航可能)の中型航空機で、A320やB737の一部と競合する。 既にLH, Republic Airways, Lease Corp. International(アイルランド航空機リース会社)から90機の確定発注(プラス90機の発注可能性)を受け取っている。 しかし $3.5bn(内
開発費 $2.5bn)を改修するためには500機の受注が必要だ。 Qatar Airwaysが50機を発注する模様。 デリバリーは2013年からとなる。(wsj.com, 7/16/2010)
(11)米大手航空会社 第2四半期決算アメリカンを除いて全社利益計上
来週から、米大手航空会社の第2四半期決算の発表が開始される。 AAを除いて全社は、利益を計上するだろう。 燃油費の安定と需要の回復が利益計上に貢献している。 ATA(Air Transport Association)は、5月までの1年間で米国の航空会社の単位収入が10.9セントに +10.9%上昇したと言っている。 しかし、2008年の同時期の11.5セントには未だ達していない。 DLの単位収入は、プレミアム需要が回復しているので +20%上昇した。 AA CEO Gerard Arpeyは、oneworldのJVに対するATI取得は、年間 +$500mの収支改善効果をもたらすだろうと言っている。(wsj.com, 7/16/2010)
(12)B787デリバリー更に遅延か
今年末に全日空に初号機を納入する予定になっているB787が、更に遅れる可能性が出て来た。 来年にデリバリーがずれ込むとなると、当初スケジュールよりも 合計で3年近くも遅れることになる。 ボーイングは、航空機本体の問題(長距離飛行性能の問題)ではなくて試験飛行の問題で数週間遅れる可能性が発生していると言っている。(wsj.com, 7/16/2010)
(13)ILFC創立者、新たな航空機リース会社設立
世界最大の航空機リース企業ILFC(International Lease Finance Corp、AIGの一部門)の元CEO Steven Udvar-Hazy(創立者の1人でもある)が、新たなリース企業Airline Lease Corpを設立する。 $3.3bnの資金を集め、来春までに航空機100機を保有する。(wsj.com, 7/16/2010)
【欧州・中東】
(1)ルフトハンザ6月旅客輸送実績 +36%上昇
LHグループの6月旅客輸送実績が、前年同月比で +36%増加した。 LHは、+12%増の5,517千人、L/Fは +5.6%p増の83.3%であった。 グループ全体では +36%増の8,403千人、L/Fは +4%p増の82.6%であった。(wsj.com, 7/0/2010)
(2)BAA 6月実績 ▲1.7%減少
BAAの6月旅客数実績が前年同月比▲1.7%減の950万人となった。 累計22日間のBAの客室乗務員ストが影響した。 ストが無ければ +2.5%増となっていただろう。(wsj.com, 7/12/2010)
(3)エミレーツのエアバス購入と路線権
Emiratesは、先月A380型機×32機を発注した。 これで合計90機のスーパージャンボを購入したことになる。 Emiratesは、世界の航空需要をドバイ経由で運ぶ戦略を打ち出している。 Emiratesのこの戦略が、各国(特に欧州)との間で軋轢を引き起こしている。 Emiratesは、乗入れ国からの供給拡大の権利取得に苦しむかもしれない。 昨年独政府は、Emiratesに対してFRA=JNBとHAM=SINの運賃を +20%値上げすることを要請した。 今年2月に欧州委員会は、独政府の運賃値上げ介入について調査を開始した。 欧州では、自由貿易の維持と加盟国の自国航空会社保護とのバランスに苦慮している。 欧州は、政府補助を受けて開発されたエアバスのA380型機の販売促進もしなければならないというジレンマに陥っている。 過去10年間でヤット144機が販売したA380型機の内90機はEmiratesの発注だ。 AF/KLM, LH, BAは39機を発注している。 アナリストは、巨額の税金を使って開発したA380型機でもって、欧州の航空会社を苦境に陥れていると言っている。(travelweekly.com, 7/09/2010)
(4)AF/KLM貨物運賃談合で和解金
AF/KLMは、2000年〜2006年の運賃談合に関する民事裁判で、$87mを支払うことで和解する。 世界の30社の航空会社が運賃談合容疑で取り調べられている。 AF/KLMは、2008年に米司法省(DOJ)に対して $350mの罰金(示談金)を支払った。 2009年にはMartinairの元貨物販売部長が $20,000の罰金と8ヶ月間の禁固刑を受けた。 昨年まででDOJは、$1.6bn以上の罰金を複数の航空会社に対して要求している。(FT.com, 7/12/2010)
(5)EU競争委員会 BA+IB合併とワンワールドの独禁適用除外承認
Ø EU競争監視局は、7月14日、BA+IB合併とOneworldのBA+IB+AAのジョイントベンチャーに対する独禁法適用除外を承認した。(米運輸省は2月にoneworldに対するATI適用除外を暫定承認している。)
Ø BA+IB合併は、株主総会の議決を経て今年中には完了するだろう。
Ø 合併後はBAとIBの両ブランド保有するInternational Airlines Group(本社MAD)が設立される。
Ø BA+IBは、LHとAF/KLMに次ぐ第3位の欧州メガキャリアとなる。
Ø Oneworldの3社JVに対する独禁法適用除外のEU承認は、LONの毎日7スロットペアー(LON=NYC3, BOS2*, MIA1*, DAL1*、*はLHR)の割譲(一定期間のリース)を条件とした。
Ø Oneworld JVは、独禁法適用除外の承認をヤット取り付けて、大西洋で既に独禁適用除外の承認を受けているStar AllianceとSkyTeamと同じ土俵で競争することが可能となった。
BAは、IBとの合併とoneworldのJVに対する独禁法適用除外の承認を取得して、残る経営重要課題である年金積立て不足(37億ポンド)と、客室乗務員組合Uniteとの労働協定改定(長距離便編成の▲1人の減を含む年間▲160mポンドの労務費減)の問題解決に取り組むこととなる。 年金問題については、既に基金と基本的合意に達している。 またUniteでは、現在BAの最終回答の受諾可否の組合員投票が実施されている。 BA CEO Willie Walshは、これ等の難題を解決し今年度収支を、増収 +7%と税前利益B/Eとする計画だ。 VSのPresidentであるRichard Bransonは、欧州当局の独禁法適用除外の承認を「馬鹿げている」と非難している。 「LHRの4スロットペアー割譲は少な過ぎて話にならない」と強く抗議している。 LHRスロットは、BAとAA 47%、LH(+BMI)14.2%、VS3%のシェアとなっている。(FT.com, 7/14/2010) (wsj.com, 7/15/2010)
(6)AFとFlybe提携
AFとFlybeが、10月末よりコードシェアー提携を開始する。 この提携はFlybeの上場計画(過去2回延期している)を後押しすることになるかもしれない。 或は、Flybeは最終的にAFに買収されるかもしれない。 Flybeは、英国最大の国内線航空会社に成長し、現在 11の英地方空港に乗入れている他 英仏間で45路線を運営している。 オーナーは故Hack Walker(元Blackbum Rovers Football Clubオーナー)のファミリートラストが69%を、BAが15%を保有している。(BAは2006年にBA Connectを売却した際に株主となった。)(FT.com, 7/14/2010)
(7)アリタリア 2011年に収支トントン目指す
新生AZが、2011年に収支トントンを目指している。(wsj.com, 7/15/2010)
(8)独航空旅客税13〜26ユーロ
独政府が、13〜26ユーロの航空旅客税を検討している。 航空会社は税の導入に反対している。 彼らは、新税導入により▲3%〜▲5%の旅客需要が減少すると予想している。(wsj.com, 7/15/2010))
(9)英国航空、モバイル チェックイン開始
英国航空が、段階的にモバイル チェックインを開始する。 先ずLHR=Edinburgh線に導入し、8月中にその他の国内線に、そして年内に短距離国際線に導入する。(Tnooz, 7/15/2010)
(10)ライアン航空CEOオレアリー名誉毀損で
Ryanair CEO Michael O'Learyが、ライバルのeasyJetの定時性を誹謗し、ピノキオの鼻に擬した創立者のStelios Haji-Ioannouの顔を1月と2月のRyanairの広告にシリーズで掲載した。 英高等法院は、7月15日、RyanairとO'Learyに対して、Steliosへの謝罪と50,100ポンドの賠償金支払を命じた。 Steliosは、この賠償金を慈善団体に寄付する。(FT.com, 7/15/2010)
【アジア】
(1)キャセー、6月旅客輸送実績 +27.5%上昇
CXの6月旅客輸送実績が、前年同月比で +27.5%増加して222万人となった。 同月の貨物は、+19.9%増の148,520屯であった。 RPKは +19.6%増の7.97bn RPKとなった。 ASKは +7.7%増の9.34bn ASKであった。 +/Fは +8.6%p上昇して85.4%となった。(wsj.com, 7/12/2010)
(2)カンタス、ボーイング発注機早期納入希望
QFは、既に発注した50機のB787の内最初の8機(B787-8)の納入を およそ2年は早めることとなった。 子会社Jetstarのアジアと南欧路線に投入する予定。 これは1年前のB787-8の4年間導入延期の修正となる。 残る42機の内訳はB787-9×35機、B787-8×7機となる。 B787-9(-8より大型 長距離)は、2014年以降のデリバリーに遅れている。(wsj.com, 7/13/2010)
(3)エアーニュージーランド、バージンブルー株取得否定
NZが、7月16日、Virgin Blue株取得を否定した。 しかし、同社は将来に可能性については否定しなかった。 NZとVirgin Blueの両社は、trans-Tasmanアライアンスの豪州とニュージーランド政府の当局承認を待っている最中。 (channelnewsasia.com, 7/16/2010)
水 運
(1)コスタ、アジア クルーズ展開
Carnival Corpの欧州クルーズ ユニットCosta Crociere SpAが2006年にアジアに展開した。 2011年にB/Eを、2012年に利益計上を目指す。 Costa Cruises CEO Pier Luigi Foschiが、アジアのクルーズについて以下の如く語っている。
Ø 昨年 中国は、国際ツーリズム支出でフランスを抜いた。 アジア市場が大きな商機を有しているのは明らかだ。
Ø アジア展開の鍵は、①顧客に対するクルーズの理解(と言うよりは日本・韓国を含めたアジア人の休暇取得の促進)と②カボタージュと③港湾施設の改良である。
Ø 中国は最近カボタージュ規則を緩和して中国複数港への寄港を許可した。
Ø Costaは、中国、香港、シンガポール政府に大型クルーズ船の施設建設を働きかけている。
Ø アジアの裕福なツーリストには、クルーズ船に豪華さや高品質を求めている。 彼らに対しては、休暇プログラムの内容よりも使用する船が一番問題となる。
Ø アジアのクルーズ市場が $50bnに達するという期待は大きすぎるようだ。 現在世界のクルーズ市場は $20bn以下である。 この地域が $50bnに達するのは随分先となるだろう。
(wsj.com, 7/11/2010)
(2)中国COSCO上半期に利益計上
世界第8位のコンテナ海運のChina Shipping Container Linesが、国際貨物の荷動きの復活で 今年上半期に利益を計上する見通しだ。 COSCOの昨年上半期は▲343億元の損失計上だった。(wsj.com, 7/12/2010)
(3)ギリシャがドイツのコンテナ船を買収している
ドイツは欧州連合のギリシャ支援の主要国である。 そのドイツのコンテナ船が、資金力のあるギリシャの船主に買収されている。 ギリシャは世界の船舶の17%を保有しているけれども、コンテナ船は5%しか持っていない。 一方ドイツでは、未曾有の不況で海運が軒並み財政破綻していることに加え、船舶購入の資金源であったKGファンドに対する投資が大幅に減少している。 独海運は、コンテナ船の売却と新造船建設の取消を行なっている。 魅力的な安い船価にギリシャ船主が手を出している。
Paragon Shippingは、キールのHowaldtswerke造船所から建造中の中型コンテナ船2隻を1隻40mユーロで購入した。
Diana Shippingは、ドイツ北部EmdenのBlohm and Voss造船所からコンテナ船2隻を1隻 37.3mユーロで購入した。
Goldenport Holdingsは、4隻のコンテナ船購入のために $35mの増資を予定している。
(FT.com, 7/12/2010)
(4)バルク船の係留が再開している
中国の石炭と鉄鉱石の輸入が減少している。 景気のピーク時に発注した新造バルク船のデリバリーが継続している。 2008年末には600〜700隻のケープサイズの大型バルク船が、現在では1,000隻以上になっている。 バルク船の需給が完全に逆転している。 4大航路のケープサイズ1日当り傭船料は、平均 $12,278(バルチックインデックス7月14日)に5月末の $60,000から▲80%低下した。 バルク船のオーナーは、船の係留(非稼働)を再開している。 2008年には、25%のバルク船が係留された。(FT.com, 7/15/2010)
(5)モザンビーク、港湾の民営化で成功
MozambiqueのMaputo港は、DP Worldがサハラ以南のアフリカで運営する港湾施設の3つの1つだ。 民営化後に、施設の近代化が実施され今では見違えるような効率の良い港に変身している。 40%をDP World、40%を南アのGrindrod、20%をMozambiqueの国営鉄道が保有している。 効率が飛躍的に改善したMaputoは、南アの国営運輸機関であるTransnetが独占的に運営する港から顧客を奪っている。 APM Terminalsは6港、香港のHutchison Portsは1港をこの地域で運営している。(FT.com, 7/16/2010)
陸 運 & ロジスティックス
(1)CSX 増益 +36%
CSXの第2四半期の利益(net earnings)が +36%増加した。 収入は +22%増の $2.26bnであった。 収入のおよそ30%を構成する石炭の輸送が +30%増加した他全ての貨物の荷動きが活発化している。 アジアの需要が増加している。(wsj.com, 7/12/2010)
(2)エービスのダラースリフティー買収計画
HertzのDollar Thrifty Automotive Groupを $1.2bn(1株$41)で買収する計画は、8月18日に最終決定される予定だ。 Avis Budget Groupは、それまでにHertzを上回る条件で対抗入札を仕掛けると言っている。 Avisは、買収資金の準備のために銀行団とクレジット ファシリティー枠の増額を交渉している。 熾烈な買収競争が本格的に開始されるだろう。 Dollarの株価は $45.76(7月12日)にまで上昇している。 Dollarの買収が決まれば、米レンタカー業界のコンソリ旋風は一段落となる。(wsj.com, 7/13/2010)
(3)ハーツ 値上げ
Hertz Global Holdingsは、米国の空港におけるレンタカー料金を1日当り +$5、1週間当り +$30値上げする。 この値上げで、昨年夏期の料金水準に復帰する。(travelweekly.com, 7/14/2010)
(4)中国、アルゼンチンの鉄道に $10bn投資
中国が、アルゼンチンの鉄道に$10bnを投資する。 この投資は、アルゼンチンの1万kmに及ぶ荒廃した鉄道の近代化と、ブエノスアイレスの鉄道改修を対象としている。 中国はアルゼンチンの大豆油の46%を輸入していたが、アルゼンチンの中国製品に対する関税設定の報復で現在は殆どゼロにまで低下している。 アルゼンチン首相Cristina Fernandezが中国を訪問している。(wsj.com, 7/13/2010)
ホテル & リゾート
(1)マリオット 第2四半期利益3倍増加
Marriottの第2四半期の利益が前年同期比3倍に増加した。 Marriottは、現在95,000室の新たなホテルを開発中。 現在、世界で3,489のホテル(607,000室)を運営している。 この内40%が米国以外の国のホテルだ。 Marriottは、ホテルの国際展開戦略を進めている。 第2四半期では、46の新ホテル(6,568室)を追加した。 脱退は14ホテル(2,311室)であった。
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2Q2010 |
2Q2009 |
差異 |
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収 入 |
$2.7bn |
$2.5bn |
+8% |
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利 益 |
$119m |
$35m |
+240% |
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RevPAR |
+7%(Ritz-Carlton +15%) |
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(travelweekly.com, 7/15/2010)
(2)米ホテル取引増加
2010年上半期の米ホテル取引が、$2.2bnに前年同期比153%増加した。(Jones Lang LaSalle Hotels調べ、$10m以上の取引でnote sales, recapitalization, foreclosuresを含まない)
(HNN, 7/15/2010)
(3)キャメロット(英国営宝くじ運営業者)の新サービス禁止される
Camelotの請求書支払いや携帯電話のトップアップカード(プリペイド式の携帯電話などにお金を補充するためのカード)使用を可能にする新サービスが禁止された。 英国ロッテリー委員会は、この新サービスはEU規則と競争法に違反する可能性があると言っている。 Camelotは、オンタリオ教職員年金基金に389mポンドで買収されている。(FT.com, 7/16/2010)
(4)ベットフェアー(英)秋に上場計画
世界最大のオンライン賭博エクスチェンジ運営業者であるBetfairが、今秋に1.5bnの上場を計画している。 Betfairは、恰も株式取引所の如くオッヅを賭けに参加する人達を引き合わせる方法によって決定している。(FT.com, 7/16/2010)
その他
(1)原油価格がバレル $75を割り込んだ
原油価格が、7月12日、バレル $75を割り込んだ。 NTCマーカンタイル8月渡しで▲$1.14低下して $74.95、北海ブレントで▲1.05セント低下して $74.37となった。(channelnewsasia.com, 7/134/2010)