モバイルとNFCが空港プロセス渋滞解消
Tnooz, 3/09/2011
1. Emerging mobile technology could untangle airport processing
モバイルとNFCが空港プロセス渋滞解消
オンライン チェックイン、空港Kiosk、モバイル搭乗券が開発されているが、空港の長蛇の列は依然として解消されていない。 しかし、これもモバイルNFC*の登場により解決されるだろう。
*NFC(Near Field Communication)は、NXPセミコンダクターズ社(旧フィリップスセミコンダクターズ社)とソニーが開発した13.56MHz帯の近距離無線 通信規格で、RFID技術(ICカード/ICタグ)の次世代標準規格として国際標準機関(ISO)に承認され、今後さまざまな電子デバイスへの採用が期待 されています。
ソニーが開発し、日本とアジアの一部地域で普及している「FeliCa™」や、フィリップスが開発し、国際標準規格(ISO14443 Type A)で採用され、世界で最も普及している「Mifare®」との互換性があり、それらと通信(リード・ライト)を行うことができます。また、NFCモ ジュール同士で通信を行うことができるため、最近急速に普及しているICカード以上の柔軟で幅広い利用が想定されます。(http://www.nfc-world.com/about/index.html)
NFCが可能な携帯電話とNFCリーダーのセットがあれば、旅客は単に携帯電話をリーダーにかざすことにより、瞬時にドキュメントの照合チェックは勿論、付帯サービス運賃の支払いを実施させることが可能になる。 アップル社のiTravelアプリケーションは、すでにこのプログラムを現実化させつつある。 アップルCEOのSteve Jobsは、「音楽の次は旅行」だと言っている。
IATA のFast Travel Program (Self-Service) 2020 Vision(IATA-GSM Association)は、旅客の航空便予約から空港チェックインそして便搭乗から到着までを14段階に区分し、その主要な段階でNFC機能によるプロセスの迅速化を計画している。 そしてこのプログラムの実現により、年間平均▲$0.8bn〜▲$1.6bnのコスト削減を計画している。
ABI researchは、NFCが可能な携帯電話(スマートホン)は、2015年までには2億4,500万台普及すると予測している。 しかし、空港の各所にNFCリーダーが設置されるのには少なくとも5〜7年を必要とするだろう。
NFCが普及すれば、搭乗券は勿論のことクレジットカードだって代替してしまうかもしれない。 そして、このセルフサービス機能に加えて、NFCは、旅客同士のワンツーワンのインタラクトにも利用できるので、例えば紙の名刺さえなくしてしまうかもしれない。 すでに2次元バーコードにより顧客と広告のインタラクトが開始されているが、NFCは、この機能の能力を更に強化することとなる。