中部国際空港㈱決算、2年ぶりに黒字化も、ピークからは▲2割下回る
中部国際空港㈱16日、2010年度決算を公表した。
2年ぶりに当期純利益を計上したが、ピークであった2007年度と比べると、
売上げ、取扱量ともに約▲2割の落込みになっている。
(別添表参照)
① 発着回数;JAL減便の影響が大きく、国内線で▲0.3万回減の5.3万回となった。
国際線は、JAL減便分を、デルタ航空(ホノルル)、ベトナム航空、スフトハンザ航空、フィンランド航空、タイ国際航空の増便がカバーして、前年なみの3.1万回であった。
(2007比)国際線、国内線ともに約▲1万回減で、合計で、2007年度の10.3万回に対して、約2割少ない8.3万回であった。
② 旅客数;国内線旅客は、▲26万人(▲5%)減の470万人であった。
国際線旅客は+21万人(+5%)増えて、451万人となった。
(2007比)国内線は▲156万人で、2007年度より▲25%。
国際線も▲105万人で、2007年度より▲19%。
③ 営業収支;売上高は前年より+3億円(+1%)増えて426億円、営業費用は▲28億円と大幅に削減されて384億円。
費用削減効果が大きく、営業利益は前年の11億円から当年41億円と30
億円増加。
(2007比)売上高は、2007年度より▲103億円(▲20%)低く、営業利益も▲25億円少ないレベル。
④ 経常利益、当期純利益;支払利息の負担が大きいため、営業利益との差が大きいが、その支払利息が、前年37億円→当年32億円と減少し、経常利益は、前年▲25億円→当年10億円と黒字化した。
当期純利益でも、前年▲28億円→当年10億円と黒字化した。
(2007比)支払利息の減少、開業費の償却が進んだことで、経常利益、当期純利益は2007年度より改善している。
⑤ 震災等の影響のために、現時点では2011年度の予測を発表していない。
(NAA中部国際空港公表資料による)