NAA、LCC専用ターミナル検討は7月以降の判断、設備投資に慎重
NAAの平山専務執行役員は5 月27 日、記者会見を行い、LCC用新ターミナル建設問題について、『将来に向けて状況を見ながら、検討していく』と述べた。新施設の建設判断は、第1 四半期(4~6 月)の旅客動向や2011 年冬季スケジュールにおける航空会社の就航計画などを見ながら、7 月以降に再検討して判断することになるという。
昨年には「LCC専用ターミナルを2012 年度にもオープンさせることを視野に入れて検討している」としていたが、その後の日航の大規模減便や羽田空港本格国際化などの影響を受け成田空港は、需要が減少、さらに東日本大震災によって深刻な打撃を受けており、設備投資については慎重な姿勢。
また同氏は『成田空港はマルチエアポートを目指しており、今後もLCCを誘致したい。施設面は当面、有効活用を図りながらやっていく。これから当面入ってくるLCC各社に対しては、全体で減便となっているなかで、余っている施設を使ってもらう。同じ施設を使うなら、同じ料金となる』と説明した。
このほか当初2011 年度から導入を検討していた着陸料インセンティブについて、『何も決まっていない』と説明した。着陸料は、2010 年度までの時限措置としていた割引制度を延長せず、現在は通常通りの料金になっているという。
(日刊航空)5/30
http://www.da-news.co.jp/2011-0530.htm