電子航法研究所、世界初の787型機による"GBAS"実証実験成功
電子航法研究所は7 月6 日、関西国際空港で世界初の787 型機による "GBAS"実証実験を行い、成功した。
GBASは、GPS衛星を活用することでより精密で効率的な航空機の着陸・進入を可能にする技術。
現在のILSに代わる将来の進入方式として期待されており、ボーイングが開発中の787 型機では標準装備となる。
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国際民間航空機関(ICAO)では次世代の航法システムとして、GPSなどの人工衛星を利用した全地球的航法システム(GNSS)を提唱している。
GBAS(Ground-Based Augmentation System forGNSS:地上型衛星航法補強システム)は、地上に無線基地局を設置して、GNSSの信頼性や精度を向上させる補強情報を航空機へ提供するシステム。
GBASにより、既存のILSと比べて精密かつ効率的な進入・着陸が可能となるILSは進入方向に対して、それぞれ機器の整備が必要だが、GBASなら地上局を1 つ整備することで複数の滑走路・進入方向に対応できる。
また、自動着陸に対応する精密進入や曲線精密進入-など従来にはない進入が可能になる。
これらにより、航空機の燃料消費削減や騒音の軽減、到着間隔短縮による空港処理能力向上の可能性が期待されている。
(日刊航空)7/7