マレーシア航空、事業再建計画、2013年までに黒字化
(マレーシアナビによると)
マレーシア航空(MAS)グループのアフマド・ジャウハリ・ヤハヤ最高経営責任者(CEO)は2013年までに黒字化を目指すための事業計画を発表した。
MASは来年下期までに域内事業を対象とした航空会社を開設し、採算性の低い路線を廃止、他の航空会社との合弁の可能性を模索する。
MASは2012年決算では1億6,500万リンギの損失計上を見込んでいるが、2016年には9億リンギの利益計上を目指す。累積損失額は今年第3四半期までで12億5,000万リンギとなっており、第4四半期も改善の兆候はないという。
MASのネットワーク全体の40%が赤字路線となっており、来年からドバイとケープタウン、ヨハネスブルグ、ブエノスアイレス、欧州の数都市への路線を廃止する。一方でアジア地域のプレミアム市場に注力し、格安航空や他のプレミアム航空会社との競争に立ち向かう。
同CEOは、MASが赤字経営に陥っている原因として使用機体の老朽化や製品の質の低下、プレミアム航空部門へのフォーカスを失ったことなどを挙げた。航空産業でのランキングも下がる傾向にあるが、新事業計画の実践により改善を目指す。来年には利益に11億−15億リンギの貢献をすると見られるという。
新たに設立する予定のプレミアム航空会社は来年下期に事業を開始する予定で、「B737-800」45機を使用する。中国本土や東南アジア地域の都市に就航する。一方で、MASはマニラやジャカルタ、東京便を増やす計画だという。
MASは格安航空会社のエアアジア、エアアジアXと事業提携を予定しており、航空燃料の調達や修理、人材訓練などの分野で協力する方針だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、12月8日、ベルナマ通信、12月7日)
(マレーシアナビ)12/9
http://www.malaysia-navi.jp/news/111208060038.html