掲載:産経BIZ 1月9日 「空港コスト 海外並みの安さ条件」
産経BIZ【Monday i. インタビュー】 1月9日「空港コスト 海外並みの安さ条件」
で当研究所:赤井所長の見解が掲載されました。
(以下 産経BIZより引用)
航空経営研究所・赤井奉久所長
--世界のLCC市場は伸びている
「世界の供給座席数に占めるLCCの割合は2001年の約8%から10年には23.4%まで伸びた」
--LCCと大手航空会社とのビジネスモデルの違いは
「飛行時間は4時間以内で便数を増やすことや、使用機種を1つに絞ること、機内サービスの廃止や簡素化、有料化を進めることなどがLCCの特長だ」
「1席当たりのコストを比較すると、LCC1に対して大手航空会社が2の割合。海外LCCは、この差を生かして格安運賃を実現し、フェリーや鉄道、バスから新規需要を奪った」
--日本は燃料税や着陸料、ターミナルの賃料などの空港コストが海外に比べて高い
「税金や空港コストが現状のままでは、航空会社の自助努力によるコスト削減に限界があり、参入による効果は不完全だ。海外と条件が同じになれば、価格破壊が起こる」
--成田と関空がLCCの拠点となりそうだ
「LCCは大手が運航しない早朝深夜にも飛行機を飛ばすため、空港へのアクセスが課題となる。ただ、LCCの需要が増えれば、バス会社などにとっても新しいビジネスチャンスとなる。空港から観光地、市街地までのアクセス路線の新設につながる」
--LCCは日本人に受け入れられるか
「利益の出ている路線にLCCの参入が相次ぎ、大手は追従せざるを得ないだろう。LCC価格は定着し、日本の航空市場をリードすることになる」
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120109/bsd1201090503002-n1.htm