チェジュ航空(LCC)、北九州―ソウル線運休、訪日需要が見込めず
(西日本新聞によると)
チェジュ航空が、北九州空港唯一の国際定期路線である北九州-ソウル(仁川)線を4月23日から運休する方針を固めたことが16日、分かった。運休の期限は決めておらず、事実上の撤退となる見通し。同社は、同空港関係者に「東日本大震災や円高ウォン安の影響で、訪日旅行が手控えられており、運休せざるを得なかった」と説明している。
チェジュ航空、定期便就航に伴う着陸料の補助や空港施設使用料の減免など福岡県や北九州市の補助金が今年3月で打ち切られることや、福岡-ソウル線の運航を開始する計画があり、需要地域が重複することなども総合的に判断したとみられる。
同社の北九州-ソウル線は、2009年3月に就航。現在は週3便を運航し、往復の正規料金は7万5500円だが、最も安い往復料金は約8千円。昨年3月の東日本大震災後は搭乗率が30%台まで激減し、5月から2カ月間運休していた。7月の再開後は、7月22日-12月末の平均搭乗率が75%で推移しており、7割超が韓国人旅行客だった。
06年に開港した北九州空港の国際定期路線については、過去に上海便、夏限定でロシア・ウラジオストク便もあったが、いずれも撤退。一方でスターフライヤー(北九州市)が7月から北九州-釜山線への就航を予定している。
(西日本新聞)1/16