旅行流通速報 Vol 519号
1. 旅行サイトには、ビジュアル コンテンツが重要
2. グーグルアドワーズ 旅行広告出稿額 $2.4bn
3. カヤック サイトデザイン大幅変更
4. 旅行会社 利用メリット
5. アメリカン航空、▲13,000人レイオフ計画
6. 其の他のニュース
7. 編集後記「日本航空、これからが正念場だ」

「格安航空会社」の企業経営テクニック
赤井 奉久、田島 由紀子 共著
TAC出版 ¥1,260
世界で急成長の格安航空会社(LCC)
一挙に3社誕生、日本の空も低運賃時代の幕開けです。
どうしてそんなにコストを安くできるの?⇒「低コストの公式」、
格安でどうして儲けられるの?⇒「高搭乗率と利益の公式」
そして公式を活かすのは「企業文化」。
世界で話題のLCCは、「薄利多売」などではなく、高利益率の
スーパーカンパニー。そのモデルは他業界でも転用できる良薬。
「LCCを使いこなす99の情報」
航空経営研究所 編著
丹治 隆 監修
二見文庫 ¥630)
PhoCusWright's Japan Online Travel Traffic Report
US $995 €756
A devastating earthquake and tsunami rocked Japan in March 2011, shaking the country's economy and major industries, including travel. Still, Japan boasts the largest online travel market in Asia Pacific, and accounts for nearly half of the region's online traffic bookings. This report analyzes Web traffic in Japan - including volume, cross-visitation, and source/loss patterns - across major travel subcategories, revealing key traffic trends and sector-specific dynamics.
Asia Pacific Online Travel Traffic: Package (Australia, China, India, Japan)
By PhoCusWright Analyst: Deepak Jain, Douglas Quinby, Chetan Kapoor, David Juman, Cathy Schetzina, Deepak Jain US $1,499 €1139
PhoCusWright's Asia Pacific Online Travel Traffic: Package (Australia, China, India, Japan) presents an overview of Web traffic and online travel shopping trends in Australia, China, India and Japan. The Asia Pacific travel market is booming, yet visitation to the online travel category differs significantly across markets. PhoCusWright partnered with global digital intelligence provider comScore to analyze traffic patterns in each market, illuminating sector-specific dynamics and identifying key cultural and demographic differences impacting online travel adoption in each market.
PhoCusWright's Asia Pacific Online Travel Overview Fourth Edition
By PhoCusWright Analyst: Douglas Quinby and Chetan Kapoor
US $1,995 €1516
In 2010 the APAC travel market overtook the U.S. to become the second-largest - and fastest-growing - regional market in the world. PhoCusWright's Asia Pacific Online Travel Overview Fourth Edition provides market sizing, projections and analysis for the region's total and online leisure/unmanaged business travel market, including trending by segment and channel. The report also offers detailed insight into the unique dynamics shaping online travel in the region's six most mature markets - India, China, Japan, Australia, New Zealand, and Singapore.
PhoCusWright's U.S. Online Travel Overview Eleventh Edition
By PhoCusWright Analyst: Douglas Quinby, Carroll Rheem, Lorraine Sileo, Chetan Kapoor, Ivan Bekkers, Cathy Schetzina, Mary Pat Sullivan
US $2,495 €1896
PhoCusWright has followed the evolution of online travel purchasing from its inception. PhoCusWright's U.S. Online Travel Overview Eleventh Edition is the industry standard for sizing and forecasting, providing deep, actionable insights into the U.S. travel market.
Tnooz, 1/23/2012
1. How rich visual generate more travel bookings
旅行サイトには、ビジュアル コンテンツが重要
旅行やホスピタリティーほど、インターネットとの親和性が良いものはない。 レジャー旅行者は、エスケープと新たなエクスペリエンスの2つを探している。
旅行のマーケターは、ひらめきを与え(inspire)、情報を与え(educate)、消費者を旅行に誘う(motivate)することに挑戦しなければならない、とインターネット心理学者が言っている。
脳研究では、人間の眼球が1時間に36,000のビジュアル・メッセージを登録する能力を有していることが分かっている。 そして脳が記憶する情報の80%は、ビジュアルからであることが解明されている。
従って、旅行のマーケターは、オンラインとオフライン販売の両方で ビジュアルのファクターを重視する必要がある。 そして、ビジュアルで訴える商品を差別化しなければならないことは言を待たない。
ウイキペディアによれば"差別化"(product differentiation)は、「プロダクトやオファリングを他から区分して、ターゲットした特定市場に対してより魅力的にするプロセス」と書いてある。 差別化あるいはUSPs(unique selling proposition)は、ターゲットした顧客にとって何かしらのバリューが無くてはならない。
差別化のための3つのステップは以下の通りに整理される。
· ターゲットする顧客の特定(新婚旅行と家族旅行を区分して考えなければならないに決まっているじゃないか)
· ターゲットした顧客にとってのバリューの特定(顧客が何を好み、何を嫌うのかを理解しなければならない)
· 顧客が共感を持ってくれる魅力的なビジュアルの作成(特定した顧客の嗜好に合致したビジュアルな宣伝展開が必要だ)
つまり、価格はチョット脇に置いとくとして、旅行のマーケットと販売ではビジュアルが最も重要な要素となる。 Webサイト上で 高品質の大きな奇麗な写真、ビデオ、360°パノラマツアーを掲載すれば、より多くの予約を獲得することができるだろう。
Tnooz, 1/31/2012
2. Is Booking.com the travel king of Google AdWords?
グーグルアドワーズ 旅行広告出稿額 $2.4bn
マーケティング会社WorldStreamの、Google AdWordsに対する2011年の広告出稿調査によると、旅行とツーリズムの分野の出稿額が金融&保険($4bn)と小売&マーチャンダイジング($2.8bn)に次いで第3位の $2.4bnであったことが判明した。
旅行とツーリズムの分野のトップは、Booking.comであった。 旅行ブランドとキーワードのランキングは下表の通りである。
|
|
旅行ブランド |
出稿額$Million |
キーワード |
価格 $ |
|
1位 |
Booking.com |
40.4 |
new york hotels |
7.68 |
|
2位 |
Expedia |
28.9 |
plain tickets |
6.95 |
|
3位 |
Kayak |
28.7 |
cheap hotels |
5.94 |
|
4位 |
Marriott |
20.9 |
rental car deals |
5.37 |
|
5位 |
Priceline |
19.6 |
last minute flights |
2.46 |
(注:Booking.comは、Pricelineの子会社である)

Susquehanna Financial Groupのインターネットeコマースとメディアのアナリストは、WorldStreamのこの数値は小さ過ぎると言っている。 このアナリストは、Priceline(Booking.com + Agoda + Priceline.com + Traveljigsaw)のGoogle AdWordsを含めたGoogle(全世界)に対する出稿額は 推定 $730mになると言っている。 これは、Expediaの推定 $714mと大差ない。(WorldStreamのデータは、北米に集中している?)
Pricelineの出稿額が大きいのは、Expediaのごとくメディア事業を有していないからだ。 Expediaはメディア部門のTripAdvisorを保有しているが、昨年の12月にそれを分社化している。
WorldStreamのリストが正しいとすれば、旅行とツーリズムのビッグスペンダーの5社の内の4社(Booking.com, Expedia, Priceline, Kayak)は、Google反対同盟のFairSearchのメンバーである。 興味深い点は、この上位5社のリストにはホテルで1社Marriottが含まれていることと、航空会社が1社も含まれていないことである。 幾つかの航空会社が、Google Flight SearchからOTAやKayakを排除しているのは、この辺りに理由があるのだろう。 OTAやメタサーチがAdWordsでSEMにより勢力を掻き集めるのであれば、航空会社がGoogle Flight Searchで対抗しようとしても不思議ではない。
Tnooz, 1/30/2012
3. Kayak redesign: How and why they did it
カヤック サイトデザイン大幅変更
Kayakが、今までで最大のサイトデザインの変更を実施した。 Kayakの数多くあるプラットフォームに亘るユーザーエクスペリエンスを統一するのが目的だ。 Kayak MobileのiPhoneチームが開発した、より優れたユーザーエクスペリエンスとなったiPadなどのモバイル用のデザインがこの大幅変更の手本になっている。
ホテル写真ページのドラマチックな変更がこれだ。
変更前 変更後

これがホテルのホームページの新旧だ。

Kayakは、このデザイン変更を、幅広いデモグラフィックのユーザーの体験と科学的な行動分析に基づいて決定した。
Kayakは、kayak.comのディスプレー広告のスペックも変更した。 以下が、Hotwireの広告のデザイン変更前と変更後の画面だ。

広告費を多く稼いでいるKayakは、以前は各ディスプレー広告の下部にリンクを張っていたが、余り使われないのでユーザーにそれを隠すオプションを提供した。 そして、単純さを重要視して、1ページに1つのリンクだけに絞っている。
edition.cnn.com, 1/30/2012
4. Travel agents know something you don't
旅行会社 利用メリット
Costa Concordiaの座礁転覆事故に遭遇した或る米国人家族は、この旅行を手配した米国の旅行会社に事故に遭遇したことを即連絡した。 20年以上も付き合いのあるこの旅行会社は、複雑なイタリアから帰国の一切をあっという間に手配した。 オフラインの旅行会社の顧客サービスの神髄だ。
オンラインによるDIY型の旅行手配が増えている。 全米旅行者協会(ASTA)によれば、旅行会社に働くエージェントが2006年の111,000人から2010年には105,910人に減少した。 旅行会社の数も、同期間に18,850から14,800に減少した。 しかし、その一方で在宅旅行会社は増えている。
American Express Travelでは、若者の旅行会社離れへの対策として、試験的に技能修習プログラムを開始した。 若い旅行者との意思疎通は若者しかできないとの考えに基づいて、顧客サービスのスキルを有した最初のクラスの若者25人に旅行業のビジネスを教えた。 このプログラムに参加した人たちの90%が、フルタイムの旅行エージェントになっている。 同社では、若者を旅行させるためのNextPeditonプログラムを先秋立ち上げた。 若者に、彼らの旅行の興味を知るためのオンライン調査を受けてもらい、その調査結果のパーソナリティーに従ったミステリーな旅行パッケージを提供するというプログラムだ。 旅行販売の鍵となるのは、人との会話技術だ。 このプログラムを通じて、社員に会話能力の研鑽をさせている。
しかし現実は、旅行会社離れが進行している。 旅行会社は、航空券発券手数料として $35を徴収している。 複雑な旅程になると $250する場合もある。 エクスパートは、特別サービスについて時間当たりの手数料を請求している。 幾つかの旅行会社は、年間コンサルタントフィーをとっている。 ベストな料金を検索してもらうだけでなく、旅先でのイレギュラーへの支援を考えれば、旅行会社への $35の手数料は決して高くない筈だ。
近代的な旅行エージェントは、自分たちを 顧客と長い間付き合う金融アドバイザーとか弁護士だと考えてもらいたいと願っている。 良い旅行アドバイザーは、顧客のプロフィールとニーズを知り尽くして、その顧客にとって何が最重要かを理解し、顧客が考えつかないオプションを提供することができるプロたちだ。
多くのエージェントにとっては、専門性を持つことが必要だ。 これは、単に"クルーズの専門家"を意味している訳ではない。 アラスカ クルーズとかPrincess Cruise Linesの公認エージェントのごとくの、業界のプロとしての専門性を意味している。 日本旅行の専門家とか冒険旅行の専門家も考えられる。 専門性には、その分野の完璧な理解と情報収集能力や自らの旅行体験が問われることになる。
旅行者自身が行うオンライン旅行検索は、時間がかかり決して簡単ではない。 サプライヤーの差別化のためのマーチャンダイジングが、旅行者の旅行計画自体を難しくしている。 最近では、無機質なOTAのサービスに嫌気した旅行者がオフラインの旅行会社の顧客サービスに復帰し始めていると言われている。 今こそ、旅行会社は、その人が一生涯付き合ってくれる顧客を捕まえるチャンスだ。
nytimes.com, 2/01/2012
5. American Airlines Seeks 13,000 Job Cuts
アメリカン航空、▲13,000人レイオフ計画
AA航空が、12月単月で▲$900mの大幅な欠損を計上した。 しかし12月末時点で、なお $4bnの流動性を確保している。 AAは、2月1日、以下の会社再建計画の概要を発表した。
Ø 会社を再建し、繁栄した企業として生き残って行くためには、▲$2bnのコスト削減と +$1bnの収入増加が必要だ
Ø 人員を▲13,000人削減する(これは現在の社員88,000人の15%に相当する)
Ø 給与とベネフィットを▲20%削減する(これは年間▲$1.25bnの削減)
Ø 毎年 $800mを基金に繰入れる余裕がないので、年金基金を解散(dump)する(AAは、130,000人の会員を持つ4つの確定拠出年金基金を保有している)(解散となれば、約$1bnのベネフィットが消滅してしまうだろう)
Ø 米国5ハブ空港の供給を今後5年間で+20%増加する(路線の縮小は考えない)
Ø 積極的な航空機投資を継続する
Ø 他社との提携を排除して、自力でC-11から離脱する
Ø 税前利益の15%を社員に配分する新たな利益配分方式を導入する($1bnの税前利益達成時の年収$50,000社員の利益配分額は $2,143となる)
連邦政府の年金給付保証公庫(Pension Benefit Guaranty Corp)は、AAの年金基金解散に反対している。 PBGCは、こう主張している。
ü AAは、手元現金を $4bn以上も保有しており、基金解散をしなくても済む筈だ。(AAは、たったの $6.5mしか基金に繰り入れしなかった。 C-11でなければ$97mの基金繰り入れが必要であった)
ü PBGCは、AAの年金債務は $18.5bnに上っていると推定している。 それに対して基金の資産は $8.3bnにとどまっている。
ü PBGCの赤字は▲$23bnに達している。 AAの4つ年金基金を引き受けるとなると更に▲9bnの赤字が増加するだろう。
ü 打つ手が無くやむを得ず基金を解散するというのであれば致し方ないが、AAのケースはそうではない。 AAは、解散以外の代替手段をもっと検討するべきだ。
AAの会社再建計画は、破産法廷を中心として、債権者団、航空機メーカー、リース企業、組合、PBGCなどの利害関係人とのタフな本格的な協議が開始されることになる。
■
(このレポートは、NYC Timesの他にwsj.com,FT.comの1月31日〜2月2日の記事を参考にして再編集したものである)
6. 其の他のニュース
旅行流通・TD
(1)世界観光機関 2011年国際ツーリズム+4.4%増加
世界観光機関(UNWTO)の発表によると世界のアライバルの合計が、前年比 +4.4%増の939百万人となった。 欧州は +6%増の503m、南アメリカは2年連続の +10%増、米州全体では +4%増の156mとなった。 2012年は +3~4%増加して10億人を突破するだろう。 アジア太平洋地域は、+6%増となるだろう。 米州と欧州は +4%増となるだろう。 昨年10月にWTTCは、世界のアライバルが今後10年間各年 +4%増加すると予測している。(travelweekly.com, 1/18/2011)
(2)米ツアオペ、中国市場に注目
中国のアウトバウンドが、2011年に5,000万人を超えた。 中国人の米国訪問者は、推定110万人(+37%)で米国インバウンド国別順位の第11番目となった。 2016年には、これが3倍に拡大するだろう。 米中間では、2008年にChina National Tourism AssociationがNational Tour Associationを指名して、中国人インバウンドを取り扱うオペレーターを選定させることとした。(NTA China Inbound Program) 現在では約170の小規模なインバウンド オペレーターと大手のGlobus, Tauckを含む企業が選定されている。 Globus, TauckそれにColette Vacationsの米大手ツアオペは、市場の潜在力は認めているが現在は積極的に中国人市場へは参加していないと言っている。 中国市場の特殊性を学び、ビザ取得の問題が解決すれば、前向きに考えると言っている。 オバマ大統領のビザ発給の迅速化計画が、中国市場拡大と鍵となる。(travelweekly.com, 1/26/2012)
(3)ホテル、オンライン マーチャント販売に屈服
STRとAmerican Hotel & Lodging Associationの調査によれば、OTA経由のマーチャント販売がコミッション販売よりも2倍も大きな収入インパクトをホテルにもたらしているという。 ホテルのオーナーたちは、OTAに約 $2.7bn値引きして客室を卸した。 2009年の値引きは $2.4bnであった。 これは、コミッション販売の倍以上の値引きになる。 この調査は、オンライン予約が増加するので、これらのディジタル流通経費(割引とコミッション)が今後数年間でほとんど倍になると警告している。
OTA割引は、OTAのホテル客室販売のおよそ $10bnの25%を構成している。 一方コミッション支払いは $1.3bnで、GDS販売 $11bnのおよそ12%を構成する。
今後のディジタル流通経費の抑制のために、大手ホテルが共同でサプライヤー直販サイトのRoomKey.comを立ち上げた。(travelweekly.com, 1/29/2012)
(4)フェイスブック、旅行アプリを追加
Facebookが、プロフィールのページ若しくはTimelineで ユーザーが何処へ行ったとか、何処へ旅行する計画だとか、どんなアドバイスを探しているのかをポストできる5つの旅行アプリケーション(Gogobot, Wipolo, TripAdvisor, Airbnb, Where I've been)を導入した。('travel.usatoday.com, 1/29/2012)
(5)トラベルポートのユニバーサル・デスクトップ
TravelportのUniversal Desktopが、Flight Centre(豪)でパイロット運用された。 Flight Centreは、この新ツールを使って全ての社内業務を見直した。 プロダクトイノベーションのVP Jason Nashは、「この新ツールの主要な要素は、顧客が旅行開始する以前にクオリティー管理(quality control)を実施できるようにするために、ワークフローに運賃規則(fare rules)を導入したことである」と言っている。 もう1つの特徴点は、顧客のホーム空港、旅券の詳細、遵守すべき出張規則、ロイヤルティープログラムのステータスなどの多くの顧客情報を格納した、CRMベースのシステムとなっていることである。 6ヶ月間このツールを試験したエージェントは、試験期間に1件のデビットメモも発行させなかったと語っている。
Desktopは、GDS以外の複数のソースからコンテンツを抽出することが可能だ。 複数の航空会社システムを統合した形式で画面表示することができる。 ホテル予約は、Webサイトの地図上で検索したり、マウスを這わせてレートやその他の情報をクリックしたりする、消費者が検索するのと同じ方式が採用されている。 レンタカーの検索には、サプライヤー欲している車種の写真が付いている。 そして予約した各旅行素材はスーパーPNRで1つに纏められる。(travelmarketreport.com, 1/30/2012)
(6)ハワイ訪問者リバウンド
ハワイ入島者が、2007年以来最高の728万人(前年比 +3.8%)となった。 日本からの訪問者(約20%を構成)は、地震災害により▲5%減少した。 しかし、加や豪の二桁増加がこれを相殺した。 平均滞在日数は9.3日から9.5日に長期化した。 訪問者の支出は +15.6%増の $12.58bnとなった。 ツーリズムはハワイ州経済の40%を構成する。 Sheraton Waikikiでは、オキュパンシーが90%を超え、レートが +20%上昇した。(wsj.com, 1/30/2012) (travelweekly.com, 1/31/2012)
(7)クルーズ、取消し手数量値上げ
クルーズが取消手数料を値上げした。 下表は、その一部である。
Royal Caribbean International
|
|
Holiday 5泊以内 |
Holiday 6泊以上 |
|
90日前まで |
無し |
無し |
|
64日〜89日前まで |
デポ |
デポ |
|
43日〜63日前まで |
50% |
50% |
|
15日〜42日前まで |
75% |
75% |
|
14日或はそれ以内 |
100% |
100% |
Regent Seven Seas Cruises(最も厳しいペナルティーの1社)
|
|
25泊或はそれ以内 |
|
26泊或はそれ以上 |
|
121日前まで |
無し |
151日前まで |
無し |
|
91日〜120日前まで |
15% |
121日〜150日前迄 |
25% |
|
61日〜90日前まで |
50% |
91日〜120日前まで |
50% |
|
31日〜60日前まで |
75% |
76日〜90日前まで |
75% |
|
30日或はそれ以内 |
100% |
75日或はそれ以内 |
100% |
(travelmarketreport.com, 1/30/2012)
(8)英広告規制局がトリップアドバイザーに注文
英広告規制局(Advertising Standards Authority)は、TripAdvisor UKに対して「Webサイト上の全てのレビューは、真実であり、正直な、あるいは信頼於ける本当の旅行者が投稿したものである」と主張したり示唆したりすることを禁止した。 ASAは、2つのホテルとオンライン評判管理会社であるKwikChexの訴えを認め、TripAdvisorが、同社のレビューの真贋を必ずしも調査できていないと認定した。 ホテルは、TripAdvisorのレビューがWeb検索のトップにリストされるケースが多く、ネガティブなコメントの対象となったホテルに対する営業上の影響が甚大であると訴えていた。 ASAのこの命令は、英国内でのみ有効となる。(FT.com, 2/01/2012)
(9)オフラインサポート+ OTA効率=OTA成功
Jetsetz.com(San Diego)は、OTAにオフライン旅行会社のエージェントのサポート機能を導入して成功している。 2011年に10月に創立したこのサイトの年商は、2012年には $26mに拡大するだろう。 OTAの顧客は、繋がらないヘルプデスクと英語を話せないコールセンターの電話係にウンザリしている。 Jetsetz.comでは、品質の良いカスタマーサービスを顧客に提供している。 エージェントは、全員が業界5年以上のプロだ。 ボリューム(量販)とテクノロジーの効率のみを追求しているOTAと差別化している。 そして $9.95のカスタマーサービス手数料を徴収することに成功している。(travelmarketreport.com, 1/30/2012)
(10)カーニバル、クルーズ予約減少▲10%〜▲20%の中間
Carnival CorpのCostaブランドを除いたクルーズ予約が、1月13日のCosta Concordia豪の座礁転覆事故(16人死亡、16人行方不明)後に▲10%〜▲20%の中間まで減少している。 (転覆した船の将来予約のリブッキングで、Costaブランドの予約活動は混乱していて状況の把握が困難になっている) Carnivalは、予約の減少は長期化しないだろうと予想している。 しかし通期の収支は▲$155m〜▲$175mの減益が避けられない見通しだ。(travelweekly.com, 1/31/2012)
(11)ロンドン オリンピック開催中のホテルが空いている
ロンドン オリンピック委員会が、プレスと国際スポーツ団体用に事前にブロックしたホテル客室45,000室(60万ルームナイト)の20%をホテルに返却した。 European Tour Operators Associationによると、ロンドンにはホテルキャパが12.5万室存在する。 委員会が依然として保有している80%分の全てが予約されている訳ではない。 6月27日開会式までに、再び大量の客室の返還があるかも知れない。 ロンドン オリンピックの参観者がどのくらいになるか注目されている。 オリンピック開催地は、観客数を多く予想過ぎる傾向がある。 2008年の北京オリンピックでは、11,000室のホテルが新たに建設され、総供給が138,732室となった。 この規模は2000年のSYDの4倍、2004年のATHの8倍となる。 オリンピックが近づいて来た時点で、北京オリンピック委員会は低調な事前予約に驚いた。 事実、オリンピック開催中の中国のインバウンド外客は▲30%も減少した。 2010年の南アの世界サッカー大会でも、大会直前の4月にFIFA World Cup公認のMatch Servicesが大量の客室を返還した。(travelweekly.com, 1/31/2012)
(12)アマデウスで大規模 障害発生
1月30日、Amadeusで大規模なシステムトラブルが発生し、同社のIT顧客である航空会社の予約・発券・搭乗手続きに支障が起きた。 31日には事態が収束し、ノーマルに復帰した。 Amadeusは、原因の調査中であるが、ネットワークのコンポーネントに障害が発生した模様であると言っている。(travelweekly.com, 1/31/2012)
(13)米運輸長官、運賃総額表示規則を弁護
米運輸長官Ray LaHoodが、1月31日のワシントンに於けるAero Clubのスピーチで、1月24日に施行した航空運賃総額表示規則は消費者保護に繋がると この批判が多い規則を弁護した。 Airlines for Americaは、税やフィーを運賃総額に組み込んで消費者に分からなくするのは、増税し易い環境を作りだすことになり不公平だと主張している。 Spirit, Southwest, Allegiantは、この規則の導入に反対して法廷闘争を開始している。
(Spiritは、予約後24時間以内クリーングオフ期間を設けた新規則に対して、その間のインベントリーの販売期間逸失に繋がるとして $4の"unintended consequences of DOT regulations"手数料を新設した)
同長官は、パイロット疲労防止規則についても擁護した。 この新規則は、パイロットの勤務と次の勤務のレストの時間を最低10時間設定すること、1日当りの運航時間を9時間以内にすること、1ヶ月当りの勤務日を28日以内に制限することを航空会社に要求している。(thehill.com/blogs/transportation, 1/31/2012) (Las Vegas Review Journal, 2/01/2012)
(14)カヤック、1月間ヒット 1億を達成
Kayakのサイトとモバイルアプリに対する旅行クエリのヒット数が、1月に過去最高の月間1億ヒットを達成した。 1月のTV宣伝が、ヒット数増加に貢献したようだ。 モバイルアプリは、2012年1月までに1,200万回のダウンロードを記録した。 Googleのデータによると、米国に於ける"Kayak flights"の検索が、過去12ヶ月間の航空便関連検索の中で最も大きく増加した。(Tnooz.com, 2/03/2012)
(15)エクスペディア・アフィリエート・ネットワークの新ツール
Expedia Affiliate NetworkのSmart Cross Sellツールは、顧客の航空便予約プロセスの段階で、予約率の最も高いそしてその顧客のプロフィールに最も関連したホテルのオプションを提供する。 同社は、ユーザーにより相応しいホテルのオプションを提供するために、ソーシャル ネットワークスのソースからのデータの使用も検討すると言っている。(Tnooz.com, 2/02/2012)
空 運
【共 通】
(1) IATA 12月国際線輸送実績


(iata.com, 2/01/2012)
【米 州】
(1)UA+CO予約システム、スケジュール通り第1四半期末統合
United Continental Holdings Inc. CEO Jeffery Smisekは、予約システムの統合がスケジュール通り第1四半期末までに完了すると語った。 UAは、COのSharesシステムに乗り変える。(chicagobusiness.com, 1/26/2012)
(2)米連邦議会、電池の貨物航空機輸送の厳しいFAA規制撤回
米連邦議会は、1月31日、2015年まで有効となるFAAの再授権法案をやっと可決した。 FAAは、この法案可決により $63bn以上の資金を得ることになる。 この法案は、同時にリチウム電池の貨物専用航空機輸送に課されるFAAの厳しい規則案を撤回した。 ラップトップと携帯電話メーカーは、電池貨物と航空機火災の因果関係が科学的にはっきり解明されていないと主張していた。(wsj.com, 1/31/2012)
(3)US航空 大西洋路線ジョイントベンチャー参加せず
US航空CEO Scott Kirbyは、大西洋路線におけるスターアライアンスのJV参加の優先順位は高くないと語った。(businesstravelnews.com, 2/02/2012)
(AA買収を優先しているのか? それともDL? /勉強会)
(4)フロンティア航空のULCC化は成功するのか
Republicは、損失計上のFrontierをスピンオフしたがっている。 どうやって赤字続きのFrontierをスピンアウトするのだろう? Ultra Low Cost Carrierにするのだ。 世界のULCCにはRyanairに加え米国のAllegiantとSpiritがある。 Frontierは、ULCCになるためにマネジメントを入れ替えた。 そして、路線を再編している。 AirTranを買収したSouthwestのコストが上昇していることもFrontierが付け入るチャンスだ。 ULCCになるためにFrontierは、ドラスチックな合理化を迫られている。(crankyflier.com, 1/30/2012)

(5)航空機搭乗の混乱
ü 米国で、国内線の航空機の搭乗が大混乱だ。 各社がチェックイン手荷物を $25の有料としたので、機内持ち込み手荷物が増加したのだ。 搭乗旅客は、我先にオーバーヘッドビン(OHS=手荷物収容ビン)のスペースを奪い合っている。
ü ある旅客は、セキュリティーチェックなどではなくて、搭乗時のエクスペリエンスが航空旅行の最も苦痛な時だと言っている。
ü DL航空を始め各社は、持ち込み手荷物の大きさを縦×横×高さの合計が45吋に制限した。 2個までのチェックイン手荷物を無料としているSouthwestは50吋だ。 そして、ゲートで持ち込み手荷物が規制内に合致しているかを厳しくチェックしている。
ü ULCCのSpirit航空は、OHSに収納する機内持ち込み手荷物を $40に有料化した。 チェックイン手荷物料金 $28〜 $38よりも高くした。 その効果は絶大で、搭乗プロセスはスムースに実施されている。 あるコンサルタントは、Spiritは、この機内持ち込み手荷物料金で 年間 $50mの収入を上げている筈だと言っている。
(wsj.com, 2/02/2012)
【欧州&アフリカ】
(1)欧州委員会、航空アライアンスを調査
欧州委員会が、優先課題として、大西洋路線のAF/KLM, AZ, DL間のアライアンスが競争環境を阻害していないかの審査を開始した。 同委員会は、BA+IB+AAの提携を承認しているにも拘らず、LH, UAの審査にも着手している。(BA+IB+AAの審査では、競争促進のためにLHRとJFKのスロットを割譲させている)
ドイツ銀行のアナリストは、世界の3大アライアンスが北大西洋路線の3/4の座席供給シェアを席巻していると言っている。(FT.com, 1/27/2012)
(2)ステリオス、イージージェットの役員報酬案に反対
EasyJetの創立者で大株主のStelios Haji-Ioannouが、今度はeasyJetの高額な役員報酬に反対している。 現在の同社の低い資本利益率では、経営陣に対する株式 £8mのボーナスはジャスティファイされないと主張している。 来月の株主総会で反対すると言っている。 Steliosは、ここ数年、機材の過剰投資に反対するなどeasyJetの経営陣を批判し続けている。 (FT.com, 1/30/2012)
(3)ライアン航空 需給調整大成功
LCCは、FSAよりも不景気への対応力を有していると言われている。 FSAに比較して法人需要への依存率が少ない上に マージンが大きいのだ。 だから、それだけ余裕がある。 しかしRyanairは、その上を行っている。 この冬場に、過去最大となる供給の30%に相当する80機を駐機させて非稼働とした。 そうして、10月〜12月の四半期でイールドを +17%上昇させ、1旅客当たりの平均運賃を £40にすることに成功した。 収入は +13%も増加し、予想では▲€16mの赤字であったにも拘らず、巧みなコスト管理によってその四半期を €15mの利益計上に見事に変えた。 そして、2012年3月期の利益見通しを、€440mから €480mに上方修正した。 2010年に初配 €500mを実施したRyanairは、2012年にも同額の配当を検討している。(FT.com, 1/30/2012)
(4)欧州で、財務的脆弱航空会社相次いで運航停止
スペインのSpanairが1月28日に運航停止に追い込まれた。 2月3日には、今度はハンガリーのMalev航空(航空機×22機、従業員2,600人)が運航停止に追い込まれた。 Malevの2010年決算は、▲Ft24.6bn($126m)の損失計上だった。 Ft60bnの負債を抱えている。 欧州(特に東欧や中部欧州)で、脆弱な航空会社が極端に財務的に疲弊している。 コンソリデーションや運航停止する航空会社が増えるかもしれない。 欧州では、5大航空会社にコンソリされつつある。 AF/KLM, LH, IAG, easyJet, Ryanairの5社だ。(FT.com, 1/30/2012) (broomberg.com, 2/03/2012)
(5)イージージェットがフランスで罰金
EasyJetが、フランスで行き過ぎたクレジットカード手数料の請求で罰金 €30,000を受けた。 仏消費者団体のUFC-Que Choisirが、EasyJetの不合理な手数料について苦情を申し立てていた。 この消費者団体は、RyanairとAFに対しても法的申し立てをファイルしている。 なおEasyJetが、仏裁判所より罰金を科されたのはこれが2回目となる。 先月、仏裁判所は、EasyJetが付添い無しの車椅子の身障者の搭乗を、安全上の理由で拒否したことに対して裁判所は €70,000の罰金を科している。(FT.com, 1/31/2012)
(6)ルフトハンザ、BMIベービー処分で仮合意
LHが、2月1日、BMIbaby(フリート×14機保有)を英国の匿名企業に譲渡することに合意(非拘束)したと発表した。(英Leedsに基地を持つレジャー航空会社のJet2が、南の目的地への低運賃航空便を検討している) BMI本体のIAGへの売却以前にBMIbabyを処分できれば、BMI本体の売却希望価格 £172.5mを維持できるかもしれない。 BMIbabyは、昨年9月30日までの9ヶ月間で▲€154mの損失を計上しており、LHがBMIbabyを引き受けてくれる企業に金を支払っても決しておかしくない。 BMIbabyを清算するためには £60mが必要になると言われており、仮にLHが第三者に £20mでBMIbabyを譲渡したとしてもLHはなお得することになるからだ。 LHは、第1四半期内でBMIの全ての取引の手続きを完了させたがっているが、BMIbabyの譲渡が成功したとしても、VS航空がBMI本体のIAGへの売却に反対しているという問題が存在する。 VSは、IAGがBMI買収によりLHRの発着枠を50%以上保有してしまうことを競争上の観点から問題視している。(FT.com, 2/01/2012)
(7)エアベルリンがワンワールド加盟
Air Berlinがoneworldに3月20日に加盟することとなった。 Air BerlinグループのメンバーであるオーストリアのNIKI航空もoneworldのアフィリエートメンバーとなる。(wsj.com, 2/02/2012)
(8)KLMがSNSを使って友達と隣り合わせの座席指定を可能にした
KLMが、FacebookとLinkedInのプロフィールと便の予約をリンクさせることにより、友人と隣り合わせの座席指定ができるMeet and Seatサービスを開始した。(Tnooz.com, 2/03/2012)
(9)BAAのスタステッド空港売却命令に対するアピール失敗
英控訴審(Competition Appeal Tribunal)は、2月1日、英競争当局(Competition Commission)のSTN空港売却命令撤回に対するBAAのアピールを全員一致で棄却した。
BAAは、第2滑走路用地のために買収していた280戸の住宅を売却することを約束した。 英連立政権は、2010年にLFR, LGW, STNの滑走路新設計画を破棄している。(FT.com, 1/31, 2/01/2012)
【アジア&中東】
(1)ホンダ、小型ジェット機デリバリー5年後に利益計上
ホンダが、小型ビジネスジェット機Honda Jetのデリバリー開始5年後に、この事業の利益計上ができる見通しだと語った。 Honda Jetは、2006年以来既に×100機を受注している。 世界の5~6人乗りの小型ビジネスジェット機は、現在の年間需要150機〜200機存在する。 将来は200機〜300機になると期待されている。(wsj.com, 1/29/2012)
(2)大韓航空 2011年決算 損失計上
KEの2011年決算が赤字に転落した。 (単位:10億ウオン)
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収入 |
営業利益 |
損益 |
|
12,267 |
459.8 |
▲98.2 |
|
(+5.4%) |
(1,236) |
(623.9) |
(wsj.com, 1/31/2012)
(3)インド航空とキングフィッシャー、燃油費未払い $300m
インド空港公団の話によれば、昨年12月末までに AIとKingfisherの両社合計で $300mの燃油費の未払いが発生している。 インドの燃料会社は、この2社への燃油の補給を中止した。 インド当局は、3月31日までに未払いのservice taxが支払われない場合はKingfisherの銀行口座を凍結することを検討している。 航空機リース会社は、2機のリース機の引き上げを検討している。 IATAは、KingfisherのBSP決済を停止した。(wsj.com, 1/31, 2/02/2012) (thehindubusinessline.com, 2/02/2012)
(4)セブパシフィック 長距離便
フィリピンのCebu Pacificが、海外に居住する数百万人のフィリピン人をターゲットした長距離便を来年開設する計画だ。 A330-300×8機(リース)を使用して、ライバル会社よりも▲35%安い運賃を提供する。(channelnewsasia.com, 1/31/2012)
(5)シンガポール航空 第3四半期 減益▲53%
SQの第3四半期決算が増収 +1%の S$3.88bn、減益▲53%のS$135.3m($108.4m)となった。 4月〜12月の9ヶ月間では S$374m(減益▲59%)の利益計上であった。 収入は +2%の S$11.15bnであった。 第3四半期の決算概況は下表の通りである。
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収入 |
利益 |
燃油費 |
旅客数 |
L/F |
|
S$3.88bn |
S$135.2 |
S$1.51bn |
440万人 |
77.2% |
|
+1% |
S$288.3m |
+33% |
▲0.3% |
74.7% |
(wsj.com, 2/02/2012)
(6)ムーディー、カンタス航空の格付け低下
Moody's Investors Serviceが、1月31日、QF航空のlong-term senior unsecuredクレジットレーティングの格付けをBaa3からBaa2に引き下げた。 燃油費高騰、競争の激化、需要の減少が格付け低下の理由だ。 QFは、それでも、Moody'sとStandard & Poor's Rating Servicesの両格付け機関から投資適格の格付けをもらっている数少ない航空会社の1社であり、そして、A$3.0bn以上のキャッシュバランスを保有している。(wsj.com, 1/31/2012)
水 運
(1)韓進海運 大幅減益
世界10大コンテナ海運の1社であるHanjin Shipping(韓国)のコンテナ海運部門の昨年の業績が、営業損失▲5,500億ウオン($487m)となった。 前年は、6,350億ウオンの営業利益であった。 コンテナ部門の収入は、▲2.6%減の7兆6,200億ウオンであった。 グループ全体では▲8,240億ウオンの損失計上であった。(前年は損失▲510億ウオン) コンテナ需要の減少と供給過剰が影響した。 Hanjinのコンテナ輸送量は、+12.4%増加して417万TEUとなった。(FT.com, 1/30/2012)
(2)中国、メガバルク船の寄港規制
中国運輸省は、中国港に寄港する鉄鉱石や石炭などを輸送する超大型バルク輸送船と巨大タンカーの十分な安全検査を徹底すると1月31日発表した。 そのため、国内の港に対して超大型船の入港を許可させないこととした。 20日間の事前入港審査と本省の許可取得を必要とする2006年3月に施行した規則の遵守を、地方の港に要請した。
BHP BillitonとRio Tintoを含む豪州鉱山会社との競争力強化の目的で建造された40万重量屯のメガドライバルク船フリートValemax(船長361m)35隻を運航しているブラジルの鉄鉱石鉱山会社のVale SAが、この規制により大きな影響を受けることになる。
(ブラジルと中国間の輸送は40日間かかる。 豪州と中国間は10日間しかかからない。)(先月、Vale SAのメガドライバルク船が大連港に暫定的に停泊している。 12月にはVale Beijing号がブラジルで鉄鉱石積載中に船体亀裂の事故が発生している)
国際バルク船主協会のIntercargoは、中国の大型船寄港の規制が25万重量屯以上の全船舶に適用されるのかを心配している。 適用されるとなれば、100隻以上の船舶がこの影響を受けることになる。(FT.com, 1/31/2012)
(3)カーニバル、コスタコンコーディア号座礁で▲$155m以上の損害
1月13日に発生したCosta Concordiaクルーズ船の座礁転覆事故(17人死亡、依然15人行方不明)により、Costaの親会社である世界最大のクルーズ会社Carnivalの2012年11月30日に終了する年度決算が▲$155m〜$175mの減益インパクトを受ける見通しである。 Carnivalは、Costaを除いた先行きのクルーズ予約がおよそ15%程度低下しているが、この影響は短期的と見ている。(wsj.com, 1/31/2012)
(2/02のFT.comは、この事故が $375m〜$395mの損害をCarnivalに与えるだろうと報道している)
(4)DPワールド(ドバイ)、コンテナ取扱両+10%
DP Worldが運営する世界のコンテナ ターミナルの2011年のコンテナ取扱量が +10%増加した。 荷動きの低迷で財務的に苦しんでいる業界を驚かせている。 DP Worldの取扱量の増加は、+30.5%増のアフリカ(Mozambique, Djibouti, Algeria, Senegal)と +22%増のラ米(Dominican Republic, Peru, Argentina, Suriname)の新興諸国の港の大きな成長が引っ張っている。 総取扱量は、5,470万TEUであった。(FT.com, 1/31/2012)
陸 運 & ロジスティックス
(1)HS2のスコットランド延長
スコットランド政府が、高速鉄道HS2計画のGlasgowとEdinburgh延長を要請している。 そのための建設費 £17bnの半分を負担する用意があると言っている。 スコットランドは、独立投票を2014年に実施することを計画している。
HS2は、LONとBirmingham, Manchester, Leedsを2032年までに結ぶ £32.7bnのプロジェクトである。(FT.com, 1/26/2012)
(2)ユーロトンネル、フェリー進出
英仏海峡横断トンネル会社Eurotunnelが、ドーバー海峡フェリー事業にも進出することを検討している。 仏国鉄子会社の英仏海峡海運SeaFranceが1月9日に倒産した。 EurotunnelはSeaFranceの非稼働フェリー4隻の内3隻を保有する資産買取り会社(Special Purpose Vehicle)を設立しする計画だ。 Eurotunnelは、既に海峡需要の40%を席巻している。 P&O Ferries(シェア30%)は、競争環境を阻害するEurotunnelのフェリー進出に反対している。
Eurotunnelの2011年実績は下表の通りである。
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|
収 入 |
|
輸送実績 |
|
Car & Truckシャトル |
€399m (+9%) |
Truck |
126万台 (+16%) |
|
第三者鉄道運営業者 |
€278m (+5.7%) |
Car |
226万台 (+ 6%) |
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(FT.com, 1/30/2012) |
Coach |
56,095台 (▲1%) | |
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Eurostar 旅客 |
968万人 (+2%) | ||
|
貨物列車 |
132万屯 (+17%) | ||
(3)UPS(米)第4四半期決算
UPSの第4四半期が、増収(+6% $14.2bn)減益(▲30% $720m)となった。 UPSは、年金会計を導入することとなった。 第4四半期で、そのための $827mの税前チャージを計上した。 2012年の見通しは、世界が欧州の経済不安などによりまだら模様の状況となっているものの、米国景気のゆっくりした回復を予想し、1株当たり利益を前年比 +9%〜+15%増益の $4.75〜$5と予想している。(年金会計については下記参照)(wsj.com, 1/30/2012)

企業年金会計とは、年金資産を時価で評価する一方、将来発生する年金支払額の現在割引価値を計算し、不足額があればそれを貸借対照表で認識、将来発生する年金支払額の現在割引価値をベースとして毎期の年金コストを計算するという会計手法のことです。http://www.azsa.or.jp
ホテル & リゾート
(1)ヒルトン、日本で初のダブルツリー開業
Hiltonが、今年中頃に沖縄で日本初のDouble Tree by Hilton(228室)を開業する。 日本では、3月の地震と津波の災害以降11月に至って初めてRevPARが上昇した。 Hiltonは、日本で8つのHiltonブランドと1つのConradを現在運営している。(travelweekly.com, 1/23/2012)
(2)米国ホテル取引が活発化するだろう
米国のホテル業界の業績が好調に推移している。 好調な業績と軌を一にして、ホテル取引も活発化するだろう。 ホテル投資企業のJones Lang LaSalle Hotelsは、2012年のホテル取引が2011年の $15bnのレベルと同じ程度になるだろうと予想している。 プライベートエクイティー企業もホテル取引に積極的に参加するだろう。 REITは、2011年後半からの彼らの株価の下落で、今年は期待できない。 18のホテルを運営/所有しているLoews Hotelsは、ホテル買収投資のために $500mの投資をコミットしている。 ComfortとEcono Lodgeブランドの中級とエコノミーホテルのフランチャイズのChoice Hotels Internationalは、フルサービスのアップスケールホテルの買収を検討している。
中でもNYC市のホテル取引が活発だ。 Jones Land LaSalle Hotelsによると、同市に於ける2011年の取引は $3.5bnであった。 2012年は、$2.2bn〜$2.6bnとなるだろう。 17のホテルが新規開業し、客室は +2,700室増(+3.4%)となるだろう。(reuters.com, 1/27/2012) (globest.com, 1/31/2012)
(3)MGM Resortsがマサチューセッツでカジノリゾート
MGMがMassachusettsのカジノリゾート(Rolling Hills Resortプロジェクト)建設に設計会社Genslerを指名した。 Genslerは、環境に優しいレゾートを設計する。
Massachusetts州は、昨年11月、同州の西部、東部、南部の 少なくとも $500m以上の各プロジェクトに対して、1つのライセンスを $85mで提供すると発表している。(travelweekly.com, 1/30/2012)
(4)ウインリゾート、パートナーの訴え却下を裁判所に要請
Wynn Resortsが、1月27日、ネバダ州の裁判所に対して同社の筆頭株主の岡田和生氏の訴えを却下することを要請した。 Wynn Resortsは、「当てこすりであり、誇張され、大雑把なことを述べている事実半分の内容でしかない」と強い語調で岡田氏の訴えを批判している。 更には「岡田氏は、自身の会社の利益を優先させて、Wynn Resortsの取締役としての信託責任を全うしていない」とも述べている。(wsj.com, 1/30/2012)
2月2日、Wynn Resortsは、岡田氏との確執はたいしたことではないと述べた。 岡田氏の訴訟は、岡田氏が投資しているフィリピンに於けるカジノ開発の問題から目を反らせるための策略だと語った。 Wynn Resortsの取締役会は、岡田氏のフィリピンのプロジェクトについて明確に反対している。 それにも拘らず、先月、岡田氏のスポークスマンは、Steve Wynnが2010年の早い段階からフィリピン プロジェクト参加に興味を有していたと語っている。
Wynn Resortの第4四半期は、+50%増益の純益 $258mとなった。 ¢50の配当を実施する。 マカオからの収入は、+9.1%増収の $999.5mとなった。 これは、全収入の3/4を構成する。
(単位:千ドル)
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4Q'11 |
4Q'10 |
2011 |
2010 |
|
Net Revenue |
1,343,863 |
1,237,188 |
5,269,792 |
4,184,698 |
|
Net Profit |
258,262 |
171,874 |
825,113 |
316,596 |
(wsj.com, 2/03/2012) (wynnresorts.com, 2/02/2012)
(関連記事:情報571号P.27および情報518号P.25参照)
(5)ランク(英)、ギャラ買収に £250m
Rank Groupが、Gala Coralのカジノ部門の買収を £250mでビッドした。 この買収が成功すると、Rankは英国の最大の店舗数を誇るカジノ運営業者となる。(Rankは36、Galaは25保有) Galaの2011年9月に終了した年度決算は、収入 £134.4mに対してEBITDA利益 £26.7mであった。 負債 £2.1bnを抱えている。(FT.com, 1/30/2012)
(6)スターウッド、ロイヤルティープログラム強化
Starwood Hotels & Resorts Worldwideが、ロイヤルティープログラムの強化に $25mを投資する。 この投資は、ホテルのオーナーが支払うフランチャイズ手数料(客室単価のおよそ5%と言われている)の中から捻出されるので、オーナーに追加コストは請求されない。 なにしろ宿泊客の2%がEBITDA利益の30%を構成するのだから、常顧客に対するロイヤルティープログラムの強化が必要になる。 24時間いつでもチェックインとアウト、パーソナルな旅行のアシスタントの指名など、このプログラムのサービスは多種多様だ。 常顧客は、宿泊数によりクラスが分類されている。 トップクラスは、年間100泊以上だ。 このクラスの常顧客は低い数千人台と言われている。
Hilton Worldwideは、年間36泊以上するトップの常顧客に対して アップグレードや朝食をサービスしている。 あるホテルのオーナーは、「複数のホテルチェーンと契約しているので、自分が保有している異なるホテルブランド間でロイヤルティーの競争が始まってしまい、ゼロサムゲームでコスト高となるだけだと」言っている。 しかし、多くのオーナーは、ロイヤルティープログラムが業績を向上させていると言っている。(wsj.com, 2/01/2011)
(7)マカオ1月賭博収入 +35%増
春節を含んだ1月のマカオ賭博収入が、前年同月比 +35%の250.4億パタカ($3.13bn)となった。 昨年10月の月間最高記録である268.5億パタカには及ばなかった。 2009年以来、マカオの賭博収入が大幅に増加している。
アナリストは、2012年のマカオの賭博収入は、今まで通りのペースでは成長しないと予想している。 Wells Fargoのアナリストは、2011年の+42%増に対して2012年は +11%に増率が低下すると予想している。 CIMBのアナリストは、+15%〜+18%増と見ている。(wsj.com, 2/01/2012)
(7)ラスベガス 景気復調か
Las Vegasの客室単価は、2008年から2009年にかけて▲22%も低下した。 しかし、最近やっと入り込み客が増加し始めている。 昨年11月までの1年間のホテルのオキュパンシーが、前年同期間より +3.7%上昇して84.8%となった。 そしてADRは同期間 +10.8%も上昇した。 オキュパンシーは、2007年ピークの90.4%に未だ及ばないものの、CityCenter(5,800室)やCosmopolitan(2,995室)による供給拡大を勘案しなければならない。 最近は、幾つかのカジノが、流通とマーケティングの強化のために大手チェーンとフランチャイズ契約を結んでいる。 Venetian/PalazzoリゾートとそのアフィリエートがInterContinental Alliance Resortsと、The CosmopolitanがMarriott InternationalのAutograph Collectionとそれぞれ提携した。(HNN.com, 2/02/2012)
(8)シーザース 3回目の上場計画
世界カジノ オペレーターCaesars Entertainment(元Harrah's)が、2月6日に、規模を小さくした第3回目の上場を試みる。 上場価格1株 $8〜$10で180万株(発行株式のノミナル1%)を売却する。 Caesarsは、2008年にApollo GlobalとTPG Capitalにより $27bn(負債$10bn込み)でLBOされた。 この上場は、LBOの匿名の共同出資者が180万株をCaesarsに提供(gift)し、上場直後その共同出資者が保有する2,200万株の半分を市場で売却することができるようにする。 Caesarは180日間、スポンサーは270日間、株式売却を禁止される。 今回の上場株式希望価格に基づくと、Caesarsのバリューは $1.25bnとなり、これは、LBO時の $17bnはおろか2010年末の上場計画時の $5bnを大幅に下回ることになる。 Caesarsは、2014年〜2015年に満期となる約 $4bnのバンククレジットファシリティーのリファイナンスもしくは満期日の延期を計画しなければならない状況だ。(FT.com, 2/02/2012)
(9)スターウッド 第4四半期決算 増益 +42%
Starwood Hotels & Resortsが、第4四半期決算が、$140m(除く一時的経費)(増益 +40%)となった。 収入は +14%の $1.53bnであった。

(starwoodhotels.com, 2/02/2012)
その他
(1) フェイスブックの上場資料から
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収入 |
$3.7bn |
CEO '11上期ボーナス |
$220.5K |
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費用 |
$1.9bn |
ユーザー |
8億4,500万人 |
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利益 |
$1bn |
モバイルユーザー |
4億2,500万人 |
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手元現金 |
$3.9bn |
Friendship |
100bn |
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広告収入構成比 |
85% |
(FB SEC filing S-1, 2/01/2012) | |
編集後記
「日本航空、これからが正念場だ」
A君へ
年賀状有り難う。 5年前に退職して以来すっかりご無沙汰しているが、元気にしていること嬉しく知りました。
君が有楽町のガード下で送別会を開いてくれたことを懐かしく思い出している。
日航もいよいよ今秋に再上場となるね。
今年度の決算では、当初の予想の3回目の上方修正となる1,700億円の経常利益を計上する見通しを立てている。 2期連続の最高営業利益も達成する勢いだ。 素晴らしい業績だ。
2010年1月に会社更生法の適用を申請して以来 たったの2年でここまで良く見事に再生したものだ。 この15日は、臨時株主総会で 植木新社長中心とした"生え抜き"中心の経営陣が選出されるね。
君も、青雲の志を持って入社した会社が破綻してしまうなんて・・・思っても見なかったことが現実となって、さぞこの間に辛い思いをしたことだろう。 君たち現役の会社再建の涙ながらの奮励努力と熱意が、この迅速果敢な大幅収支改善を成功させたのだ。 僕たち日航OB/OGは、君たちに感謝すると共にこの快挙を喜んでいる。
今は、僕たちの時代と様変わりだ。 君たちは、ズーット難しい時代に生きている。
原油価格がバレル100ドル以上に1990年代の20ドルから5倍も高騰した。 LCCが世界の空のほぼ30%を浸食した。 日本でも新興LCCがあっという間に3社も誕生した。 国際アライアンスが台頭したと思ったらオープンスカイ協定が方々で締結されている。 成田空港の発着枠が年間30万回を目指している。 羽田空港にも国際線が乗り入れるようになった。 インターネットの普及で、サプライヤーの直販が増加している。 炭素繊維を使用した複合部材が航空機にもふんだんに使用されるようになった。 もうよそう・・・、切りがない。
僕たちの時代は、航空マーケティングの3大発明と言われた ①GDS、②H&S、③FFPを勉強した時代だ。(GDSは、当時は未だ完全にGlobalに展開していなかったのでCRSと呼ばれていたっけ)
僕みたいな老頭児(ロートル)が出しゃばって言うことでは全くないが、君に言っておきたいことがある。 それは、会社再建のここまでの成功は、多くの犠牲の上に成り立っているってことを 決して片時も忘れないで欲しいと言うことだ。
5,000億円以上の債権放棄を余儀なくされた投資家たち、3,500億円の資本を注入した企業再生支援機構、株券をただの紙切れにされてしまった株主たち、整理解雇された人たち、老後の生活を変更せざるを得なくなった退職者たち・・・、これらの協力があったからこそ再建できたのだ。
A君、好決算に喜んでばかりは居られないよ。 これらの人たちに"恩返し"をする必要 否 義務が君たち現役にはあるからだ。 サステイナブルなゴーイングコンサーンとして、業績を維持し安定的に利益を計上して投資家達に配当する必要がある。 そして、日本の航空会社として、誰にも負けない安全安心な航空輸送サービスを提供して欲しい。 最近、「日本の空は、何も日本の航空会社でなくても構わない」などと乱暴なことを言っている人たちが居るけれども、(飛行機野郎の君もそうだと思っていると思うけど)日本人の文化や慣習や全てを分かっている日本の航空会社が日本には絶対に必要なんだ、ということは言を待たない当然の話じゃないか。
植木新社長以下、君も含めた現役の皆が"チーム日航"でまとまって、"恩返し"を実施しなければならないと僕は考えるよ。
今までの投資抑制のためにおろそかになったプロダクトの強化、進展著しいマーチャンダイジングのキャッチアップ、ITシステム更新、国際提携の強化、内外の競争激化への対応・・・などなどチョット考えただけでもチャレンジングな問題が山積している。 これからが再生日本航空の「clear for take off」、離陸だ。 これからが正念場だ。 君たちの安全運航の責任は重大だ。
「日本の翼 日本航空」「世界の翼 日本航空」の飛躍を心から願ってやまない。
体にはくれぐれも気をつけて、元気で頑張って欲しい。 またガード下で会おうか?
平成24年2月 6日 H.U.
(以上)