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旅行流通速報 Vol. 550 号

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1.  マルチスクリーン戦略の勧め

2.  トラベル・リテーリングの勧め

3.  航空運賃保証の新サイト

4.  旅行会社の2013年準備

5.  其の他のニュース

6.  編集後記

JATA国際観光フォーラム2012に参加して」

 

 

tnooz.com, 9/05/2012

1. Always connected: Implications of the new multi-screen world for travel

マルチスクリーン戦略の勧め

 

テクノ社会に於いて、かってないほどにスクリーン(画面)が普及している。 様々なサイズや機能をともなったスクリーンが出現し、ユーザが同時に複数のスクリーンを使用するようになって来ている。 2つの興味深い調査が、このシフトを概念的に整理し、消費者がそれぞれのスクリーンを何の目的のためにどのように駆使しているかを明らかにして、マルチスクリーン戦略がますます重要になりつつあると指摘している。

 

YuMeの調査】

最初の調査は、ディジタルビデオ広告のソリューションプロバイダーYuMeのレポートだ。 Connected TVを利用している消費者に注目して、インターネットができる"Smart TV"のこの新たなツールが、媒体消費市場の姿を変えつつあると指摘している。

 

スマートテレビ (Smart TV)とは、インターネットと Web 2.0 の特徴を現代のテレビセットやセットトップボックスへの統合や、コンピュータとテレビセット・セットトップボックスの技術融合する現在のトレンドを表現するときに使われる用語。"Connected TV" とか"Hybrid TV"とも時々呼ばれる。(http://ja.wikipedia.org/wiki             

 

 

インターネットが可能なTVの利用者は、平均年齢34歳の男性だ。 調査の回答者の77%は、なんとゲーム機器経由でインターネットを繋いでいる。 旅行のマーケター達にとっては、ゲーム機器経由でインターネットが繋がれているとは誰も想像もできなかったことに違いない。 これらのユーザは、彼らのインターネット可能TVのスクリーンに映し出される広告によって動機づけられている(行動を起こしている)。

 

まだマジョリティーとはなっていないが、これらのユーザとインタラクト(相互交流)して電子的広告をプッシュする大きな機会が企業には存在する。 自身の電子エコシステム中心のハブ&スポーク モデルの次に、Smart TVのユーザとインタラクトして、彼らを自社のWebサイトへ誘引するべきだとこの調査はアドバイスしている。

 

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Googleの調査】

 

Googleもマルチスクリーン調査を実施している。 Googleの狙いは、明らかに全てのチャネルにわたって最大の広告を出稿することであるに違いないが、この調査はマルチスクリーンの使用が普及していると言っている。 マーケターたちは、マルチスクリーンにわたってタッチポイントを作ることにより、消費エクスペリエンスを根本的に変更している。 この調査は、ユーザが 異なる目的のために、異なるデバイスを異なる順番で使用していることを明らかにしている。

 

旅行を例にとって見よう。 ここでは、消費者がデバイスを通じて動く2つの方法が存在する。 1つのデバイスから次のデバイスへの連続して行為を完結する方法と、複数のデバイスを同時に使用する方法の2つだ。

 

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旅行にとっては、マルチスクリーンの連続的使用は最も重要なポイントである。

例えば、こう想像したら良い。 Janeは、2人の子供を持つ忙しい母だ。 子供の野球の試合観戦の合間に、今度の旅行のために航空便をOTAのスマホ予約アプリでチェックするだろう。 子供がホームランを打った途端に、この検索は終了してしまう。

その晩、子供が寝てからTVの前でタブレットを開く。 今度は、行き先(目的地)のアクティビティーとかレストランとか写真の検索に余念がない。 次の朝、勤め先で彼女のラップトップを開け、今度の旅行を予約する。

 

旅行会社は、これらのタッチポイントで自社のプロダクトを販売できるようにする必要がある。 そしてJaneが各種のデバイスに於けるブラウジング履歴とデータに確実にアクセスできるようにする必要がある。 既に検索調査したものを再度検索するほどイライラすることはないので、全てをJaneのクラウド エコシステムでキープすることが大事になる。

 

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Googleが、ユーザにどのような順番でデバイスを使用するかを聞いたら、特にアクティビティーの検索段階では、スマホ→PCの順番が断然トップで、次がPC→スマホの順番であることが分かった。

 

 

【スマホ】

 

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【タブレット】

 

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PC

 

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ゲーム機器、Smart TV、マルチスクリーン利用増の間で、複数の機器を予測不可能な流動的な方法で使用する消費者のために、エクスペリエンスの継続と使い勝手の良さを確保することはマーケター達にとって難問だ。

 

デバイスにわたって、コンテンツとエクスペリエンスの相互作用(interplay)を勘案して、聡明なマーケター達は、チャネルにわたってユーザと成功裏にインタラクトするインパクトある記憶に残る採算性の良いキャンペーンを開発している。

以下が、消費者に対して、楽しくハッスル無しのエクスペリエンスを可能にする5つの方策だ。

 

        アカウント ログイン(サイイン)によって、デバイスにわたる情報(ブラウジング履歴を含む)の転移を可能にしろ

        ユーザが最も利用する それぞれのデバイスのコンテクストにフォーカスし、それらのデバイスが特定する機能に適合した特定のエクスペリエンスを開発しろ

        ログイン情報を含む利用可能なデータに着目し、顧客の行動経路を割り出し、それに沿った企業のエクスペリエンスを作成しろ

        ユーザは、同時に複数のデバイスを利用しているので、1つだけの機器のコンバージョンに集中してはいけない。 上記 3.で集めた情報を利用して、デバイスにわたってファンネルを広げろ。 さらに、人々をデバイスからデバイスにリードする、或は面白い方法で顧客と接するキャンペーンを考えろ。 例えば、ケーブルTVのトラベルショーのコマーシャルにおけるOTAプロモーションが考えられる。 トラベルショー番組のストーリに影響された視聴者に対して、このエピソードの続きをフォローするために電話をかけさせる手法だ。

        スマホがディジタルの世界の最も主要な手段となった。(回答者の47%がスマホで旅行計画を開始している。 PCを利用して計画を開始するのは37%だ) 従って、モバイルのエクスペリエンスを無視することは、今や伝統的PCによるWebエクスペリエンスを無視することと等しいことになる。 これに沿って行動しろ!

 

 

 

 

tnooz.com, 9/-7/2-12

2. What can travel companies learn from other online retailers? [hint: at least four things]

トラベル・リテーリングの勧め

 

既に購入した本をAmazonで申し込むと、「以前に購入した本ですが2冊目を本当に購入しますか?」と問い合わせてくる。 Amazonは、顧客の過去の購入履歴や嗜好のデータを蓄えてCRMに活かしている。

 

旅行会社も、Amazonに劣らず顧客データを多く所有しているが、宝の持ち腐れでそれを100% 利用している訳ではない。 これを、Amazonや他の業界のリテールが実施しているようにCRMに活かさない手はない。 旅行会社は、ホワイトレーベルのサービス提供者によって販売を補完することを止めて、自らによる販売に専念し顧客の旅行ニーズを把握する貴重な顧客接点をもっと増やすべきだ。

 

旅行会社は、AmazonのごとくのEリテーラー(e-retailer)を真似てTリテーラー(t-retailer = travel retailer)となるべきだ。 以下が、Tリテーラーになるための4つの原則だ。

 

         Inspiration

インスピレーションとは、市場に於ける自社のブランドとコンテンツの認知を広めることにつきる。 自社サイトへトラフィックを誘引するために、顧客の旅行願望を強め、ショッピングを刺激するための魅力あるコンテンツを作り出さなければならない。 これを達成するためには、プロダクトのプライシングとアベイラビリティーのダイナミックなカレンダーベースの表示を可能にする、位置情報検索とブラウジング能力を備えた力強いツールを使用するべきだ。 PhoCusWrightによれば、レジャー旅行者の半分は旅行計画開始時点では目的地を決められないでいるのだから、インスピレーションを提供することはすこぶる重要だ。 実際、旅行者は、シティーペアや旅行日の標準的検索ボックスよりも、予算や価格や旅先のインテレストやアクティビティーによって検索している。 顧客をインスパイヤーするためにはFacebookTwitterGoogle+SNSを忘れてはならない。

 

         Personalization

顧客とのコミュニケーションの密度が増せば増すほどその顧客は、あなたのプロダクトを購入してくれるだろう。 顧客の個人的嗜好や行動やニーズをしっかり知ることにより、その顧客を購入者とすることができるだろう。 旅行会社は、過去の顧客の旅行プリファレンス、購入履歴、ロイヤルティープログラムの情報など、顧客情報をふんだんに保有している。 この情報を駆使してパーソナライズされたサービスを顧客に提供するべきだ。

 

顧客は、多面的な顔を持っている。 出張の多い法人旅行者であると同時に、家族旅行を率いる父親であり、はたまたスキーの趣味を有しているスポーツマンであったりしている。 洗練されたテクノロジーを採用して、蓄積された顧客データを利用したCRMによるパーソナライズドサービスを提供するべきだ。

 

         Differentiation

差別化は、自社の強み(即ちUSP = Unique Selling Points)の認識でもある。 USPを創造しそれを活用するためには以下を考慮するべきだ。

  異なる複数のサプライヤーのプロダクトのユニークな組み合わせを提供しろ

  顧客を満足させるプロダクト(ホテル、パッケージ、ツアー)を選び出せ。 決して販売サイドの理論で選ぶな。

  ホテルなど選択したプロダクトについて排他的契約を結べ。 市場でユニークなベストバリューのコンテンツを提供しろ。

  価格、プロモーション、マージンを全てリアルタイム管理としろ。 そうすれば、最適在庫管理が実施できるだろう。

 

         Conversion

コンバージョンは、予約量と各予約の価値の両方を上昇させるリテール戦略と関連する。 この戦略には、予約後のクロスセル、購入せざるを得なくするクロスセル、アップセル、スイッチセルとダイナミックパッケジングが含まれる。 クルーズ業界は、予約後のクロスセルの達人だ。 予約後に、34の顧客との接点を作り出してクロスセル販売を熱心に追求している。 例えば、パリ旅行を予約した顧客にセーヌ川ツアーを販売することが考えられる。 Tリテーラーとなるためには、旅行の全ての段階で、顧客との接点を継続して持ち続け予約パスの管理を維持する必要がある。

 

 

 

 

tnooz.com, 9/03/2012

3. SteadyFare sells airline ticket price guarantees, like a next generation Farecast

航空運賃保証の新サイト

 

米新興企業SteadyFareが、予約後1ヶ月間、予約時点の運賃レベルを保証する新機軸を打ち出した。 Steady Fareは、Bing TravelPrice Predictorと同様に、過去の運賃変動履歴をベースに将来の運賃の変動を予測し、国際線の最低運賃を購入したがっている米国のレジャー旅客に対して何時の時点で購入したら良いかをアドバイスする。(Steady Fareは国内線運賃には適用されない)

 

このサービスの使用料金は $35からだ。 多くの米国の航空会社の払戻不可運賃の予約変更手数料 $75$250よりは割安だ。 2010年に米主要航空会社20社は、予約変更と取消手数料で $2.9bnを稼いでいる。 SteadyFareは、この額から見ても運賃保証の需要は多いと予想している。 同社は、ドバイのSeedstartup Acceleratorプログラムから資金を獲得して営業開始に漕ぎ着けた。

 

SteadyFareの運賃保証は、驚くほど柔軟性に富んでいる。 特定日の往路と帰路の航空便名を特定する必要がない。 10月第1週出発で、同月の第4週帰りのごとくの期間の指定による運賃保証が可能だ。 SteadyFareB2Cのプロダクトだけれども、このプロダクトをOTAにラインセンス販売する。 UAFareLockFlightNetworkPrice Drop Protectionサービスと似通っている。 つまり、これは、予想できない運賃値上げに対する保険の購入であると考えることができる。

 

Bing Travel(元Farecast)のFare Guardは失敗した。 レジャー旅客は、国際旅行をごく偶にしか実施しない。 国際旅行をする場合は、多分、Expediaのサイトに行くだろう。 旅慣れた人たちは、価格保証無しでも最低運賃検索スキルに長けている。 これらの人たちは、KayakYaptaのサイトを訪れるだろう。 自動車や家電の品質保証のために消費者が支払った数十億円の保険金の半分は、それらの製品を販売した小売店へ還元されていると推定されている。 SteadyFareのフライトデータへのアクセスを禁止する航空会社が居ないとも限らない。 SteadyFareの成功には、多くの問題の克服が必要になりそうだ。

 

 

 

 

tnooz.com, 9/03/2012

4. Kids back to school? Now back to work with a seven-point technology checklist for travel agents

旅行会社の2013年準備

 

夏の繁忙期も終了し旅行会社が、そろそろ2013年の販売計画を立てる時期になった。 複雑なテクノロジーの話は別にして、以下にリストしたのは旅行会社が来年計画で考えるべき基本的事項だ。

 

        マルチチャネル販売 - B2B/B2C/B2B2C/co-operation

  エージェントに、機能的に優れたツールを与えてより多くのより良いコンテンツへアクセスさせろ。

  自社のWebサイトを、セールスリードを得るためでなく、実際にOTA販売を促進させろ(OTAの数は問題ではない)

  地方或は世界のサブエージェントに対して、自社システムへのアクセスと自社プロダクトの流通を可能にさせろ

  旅行手配のための専属旅行会社を欲している地元の法人顧客や地元のスポーツ団体など多くの団体との提携を考慮しろ

 

        Prepaid versus postpaid

第三者プロバイダー、ホールセラー、ブローカーとの取引では、前払いと後払いの2つの異なる支払いオプションを模索しろ。 多くの顧客が、彼らの旅行手配の前払いを欲する一方で、その他の顧客は、ホテルのチェックアウト時点の支払いを希望するかもしれない。 支払いオプションの多様化は、きっと顧客に歓迎されるだろう。

 

        Payment options

地元のスペシャリストであれ 或は海外のクライアントと取引する旅行会社であれ、種々の決済手段の受け入れは販売増に貢献するだろう。 顧客ニーズに従って、クレジットカード、モバイル、現金、銀行振込の手段を用意しろ。 それに加えて、市場で利用可能なボーナスポイントや報償マイルのプログラムと提携して、顧客のインセンティブプログラムの利用を可能にしろ。

 

        Recovery of lost %

トランザクション手数料の多寡は採算性に大きな影響を与える。 従って、為替の換算レートがどのように管理されているのかを再検討しろ。 またクレジットカードの手数料率についてもレビューしろ。 ▲1%の削減は、利益の向上にもろに影響する。

 

        Agent/client incentivizing

エージェントに顧客が欲するものに追加したアドオン販売を奨励しろ。 そしてエージェントに対する報奨制度を導入しろ。 コミッション以外表彰とか月間最高販売員の発表が、エージェントの動機付けを誘発し彼らを喜ばせるだろう。

 

        Specialization

地元のスペシャリストになることは重要だ。 販売増加のためには、これに加えて地元に関連する商売以外のプロダクトとサービスへも対応可能にする必要がある。

また特殊技能や知識や趣味を持つ社員を探し出して、彼らに彼らの得意分野を活かした誰にも負けることがないニッチマーケットの開拓を試みさせろ。

 

        Market research

新たな旅行テクノロジーに対して監視を怠るな。 新たなツールを試してみろ。 販売サイクルの短縮化や作業の合理化や流通の強化が実現できるかもしれない。

サイクリックに変動する性質の旅行業界にあっては、需要閑散期が、過去を反省して現在の取り組むべき課題を抽出し将来を計画する重要な時期となる。 この貴重なタイミングを逃してはいけない。

 

 

 

 

5. 其の他のニュース

 

 旅行流通・TD

 

GDS関連ニュース】

 

(1)GDSニュース 94日〜7

94  BAAmadeus Passenger Revenue Accountingシステムを利用する最初の航空会社となった。 ALTEAホスティングシステムに沿った実際の利用開始は2014年初頭となる。

94  Amadeusが、インドのOTAであるCleartripとテクノロジー契約を締結した。 Master Pricer低運賃検索システムへの統合とともに、Amadeus Web 2.0システムの使用によるWebサイトの強化をはかる。

96  Travelportが、オランダLCC TransaviaGDS契約を締結した。 最初はポルトガル市場でパイロットスキームを展開し、年内により広い地域にロールアウトする。 Transaviaは、フランスとオランダの空港からおよそ100地点に路線網を張っている。

97  Travelportが、Global Travel and Tourism Partnershipに参加する。 トラベルとツーリズムの世界レベルでの教育を支援する。

(tonnz.com, 9/08/2012)

 

(2)GDSと旅行会社団体、ダイレクト・コネクト潰しで談合

AA航空が、GDSASTA及びBusiness Travel Coalitionが、AAのダイレクト・コネクト潰しで談合していると新たに訴えている。 これは、86日に裁判所にファイルされたAAの資料で、テキサス州北部地区地方裁判所判事Terry Meansが被告人の裁判棄却の要求を却下した先週の裁判で明らかにされたものである。 判事Meansは、AAの訴えは根拠を有しており裁判で十分に審議する必要があると言っている。

AAは、SabreTravelportが、大手旅行会社のOrbitzTravelocity或は旅行会社団体のASTABTCの支援を受けて、談合によるAAのダイレクト・コネクト潰しやAA便のバイアス表示や法人企業によるAA便予約回避の陰謀を企てていると言っている。 このケースでは、北米シェアの小さなAmadeusは被告席から除外されている。(travelmarketreport.com, 9/06/2012)

 

 

【その他の旅行流通ニュース】

 

(1)大手ホテルチェーンとOTAに対する米集団訴訟

820日、大手ホテルチェーンとOTAのホテル客室レートの価格維持談合を訴えた集団訴訟が、加州北部地方裁判所で提起された。 訴えられたのは、Expedia, Hilton Hotels & Resorts, InterContinental Hotels Group, Kimpton Hotel and Restaurant Group, Marriott International, Orbitz, Priceline, Sabre, Starwood Hotels and Resorts, Trump International Hotels Managementなどの企業だ。 SEAベースのHagens Berman法律事務所が、主原告のNikita TurikErick Balkと未だ明らかにされていない集団訴訟団を代理している。

この訴訟は、大手OTAがホテルに対して共同で再販売価格維持協定を締結させて小規模OTAの販売を弱体化させ、割引販売したOTAに対しては客室サプライの中止もしくは縮小させる反競争行為をしていると訴えている。 一般的には、ホテルがOTAと価格統一協定(Price-Parity Agreement)を締結してホテルの自社直販サイトの最低価格保証を有効にしている。 しかし、この訴訟では、実際には仲介業者(OTA)が小規模OTAを押さえつけるためにこのような最低価格をホテルに強要していると言っている。 PhoCusWrightは、今年のOTAの米国ホテル販売は2011年比 +9%増(2009年比 +37%増)の$16.5bnに達し、OTAのホテル総販売額のシェアは13%から15%に上昇すると予想している。

Hagens Berman法律事務所は、ホテルとOTAは「利口な消費者たちがベストなホテル価格をオンラインで探し求めている」という錯覚を作り出しているが、消費者は全てのサイトで同一価格(あってもごくわずかな価格差)しか探し出せないでいると言っている。 バルティモア大学補率学部のRobert Lande教授は、原告団が価格維持に関するOTA間の談合を証明できれば勝訴の可能性が存在するとコメントしている。 彼はこの訴訟が加州で起こされたことに意味があると言っている。 加州では、サプライヤーとリテーラー間の価格維持を制限する他州よりも厳しい競争法Cartwright法が存在する。 しかし、この法律ではホテルの客室は販売でなくてレンタルであるとされること、またこれに加えて原告が加州住人であることが要求されるので、この点から今回のケースにCartwright法が適用されるかどうかは不確かだ。(travelweekly.com, 8/29/2012)

関連情報:情報548ページ9「ホテルとOTAの価格談合訴訟」および情報549ページ13(6)ホテル価格談合 2つ目の集団訴訟」参照

 

(2)中国オンライン旅行市場急成長

PhoCusWrightChina Online Travel Overviewが、中国の年間オンライン旅行販売額が2011年〜2013年の間に +70% 増加して $15.4bnに成長すると予測している。 同期間に中国の総旅行市場は +25%増加して $105.5bnになると予測している。 しかし、オンライン販売の急成長にも拘らず、オンライン化率は15%程度にとどまる。 鉄道が中国旅行市場の20%を構成するのも特徴だ。 政府の計画経済、消費者の詐欺や個人情報窃盗に対する恐怖、クレジットカードの低い普及率、新決済手段導入に対する官僚統制などが中国のEコマースの発展を妨げている。 中国では、バイク便による集金やチケットデリバリーが日常的に行われている。(travelweekly.com, 8/31/2012)

 

(3)米キューバ旅行プログラムで問題発生

オバマ政権は、20111月に、前ブッシュ政権が2004年に導入したキューバ旅行規制を緩和して、2003年以来禁止されていたpeople-to-people教育プログラムを復活させた。 米国市民とキューバ市民の交流を目的とする社会的文化的キューバ渡航を解禁したのだ。 このプログラムを取扱う団体は、財務省のOffice of Foreign Assets ControlOFAC)からライセンスの取得が義務づけられている。 OFACは、2011年以来140のライセンスを発行した。 ところが、このOFACの人手不足でライセンスの更新申請が滞っている。 財務省の予算カットと、ライセンス申請の厳格審査が遅延の原因だ。 OFACは、過去に虚偽申請が発生したために審査を厳しくした。 キューバ側にも問題がある キューバを訪れる米旅行者は、ツーリストカードの保有を義務づけられるが、このカードの発行方法が変更されたために、ここでも申請に より長い時間がかかっているというのだ。(travelweekly.com, 9/03/2012)

 

(4)フェイスブックの旅行ページの評価基準は、LIKESだけではない

Facebookの旅行ページの評価基準は、LIKESの数によるだけではない。 DMODestination Marketing Organization)や目的地のマーケターにとっては、"People Talking About"と"People Reached"と"Where Here"3つのFBデータをKPIKey Performance Indicator = 重要業績評価指標)として使用することが必要だと目的地マーケティング企業Betapondが言っている。 FBLikes以外のデータを分析してFBROIを算定することを勧めている。(tnooz.com, 9/04/2012)

 

(5)旱魃でミシシッピ川水位低下、河川クルーズに影響

大旱魃で、Mississippi川の水位が記録的に低下しAmerican Queen436人乗り)とQueen of Mississippi150人乗り)の河川クルーズ船(外輪船)の航行が困難となっている。 河川クルーズ会社は、船を上流のクルーズに移動させてなんとかこの問題に対処している。 10月以降は、通常スケジュールに復帰できると期待している。 予約には影響が出ていない。(travelweekly.com, 9/04/2012)

 

(6)ライアン航空、初のモバイルアプリをリリース

Ryanairが、初のモバイルアプリRyanair Cheap Flightsをリリースした。 予約変更、付帯サービス購入、時刻表や特別販売へのアクセス、レンタカー(Hertz)予約などが可能だ。 Ryanairは、iPhoneに組み込んだこのアプリを今年313日よりアプリストアで販売開始(アプリのダウンロードは 3する)したが、今日まで発表を控えて来た。 Ryanairは、正式なリリースは94日だと言っている。(tnooz.com, 9/04/2012)

 

(7)オープンホスピタリティーがグーグル ホテルプライスAdsに参加

Pegasus SolutionOpen Hospitalityが、50ホテルに於ける試験運用の成功後に、GoogleHotel Price Adsへの参加をホテルに呼びかけている。 GoogleHotel Finderプロダクトは、ホテルのリアルタイムの価格表示を可能にする他、ホテルにとっては高いコストのOTA販売を迂回できる。 その上、夕食、スパ、その他アクティビティーなどの付帯サービスの販売が可能になりRevPARの向上に役立つことになる。 一般的なホテルWebサイトのトラフィックの1/3は、Googleの自然検索からのトラフィックだ。 AdWordsHotel Price Adsに参加すれば、コンバージョン率の高いトラフィックが増加するだろう。 しかしながら、高いROIの達成のためには、ホテルのGoogle+ Localページの完成や、多くの高品質のゲストレビューの集積が必要になる。

今年初め、Googleは、画面の有料広告の上部に掲載していたHotel Finderを下部(自然検索の上部)に移動した。 広告主からの、自社プロダクトを有料広告より優先しているとの批判に配慮したのだ。(tnooz.com, 9/04/2012)

 

(8)ホテルドットコムのホテル価格インデックス

Hotels.com94日にリリースしたHotel Price Indexが、世界のホテル客室レートが2012年上半期に前年同期比 +4%上昇し108となったとレポートしている。 しかしながらIndex 108は、2005年のレベルと同じ値で2007年のピークの119より依然として大幅に低下した水準である。(tnooz.com, 9/04/2012)

 

(9)新テクノロジー

nt120910.jpgRedPepper社(米)が開発したFaceDealsは、店に設置したカメラが顧客の顔を自動認識し、その顧客のFacebookLikeの履歴と照合してインスタントに顧客の携帯電話に特別割引クーポンを送付する。 この顔認証システムを利用すれば、Facebookcheck-inが不要になる。

Allerta(加)は、Eペーパー時計Pebbleを開発した。 Pebbleは、AppleAndroidのモバイル機器とブルートース無線経由で同期して、Pebbleにメール、天気予報、アラートを表示する。(tnooz.com, 9/06/2012)

 

 

10)クルーズ 収入 +5%増加

Cruise Lines International Associationの年次調査によると、2011年のクルーズ収入が +4.8%増加して $18.9bnとなった。 CLIA加盟26社のクルーズ船客数は1,630万人(+10.2%増)、内米国船客1,040万人と全体の63.5%を構成している。 CLIAが雇用している従業員数は347,787人(+5.4%)にのぼる。 欧州の供給は +18%増、北米は +5.4%増であった。 米クルーズ港トップ10は、Miami, Port Everglades, Port Canaveral, New York, Galveston, Tampa, Seattle, Long Beach, New Orleans, Los Angeles。 北米クルーズ市場では、Bermuda, Hawaii, Alaskaクルーズの伸びが大きい。(travelweekly.com, 9/06/2012)

 

 

 

 空 運

 

【米 州】

 

 (1)サウスウエスト航空イールド軟調

WN航空の第3四半期のイールドが前年同期比 +2%しか上昇しない模様だ。 第2四半期の +6%増よりも大幅に低下する。 市場は、運賃値上げができる状況ではなくなりつつある。 米航空業界全体では、2011年に8回の運賃値上げに成功した。 2012年では現在まで4回の値上げが実施されている。 WNは、2012年にB737-800×34機を、2013年には×78機を導入する。(wsj.com, 9/06/2012)

 

(2)ユナイテッド航空 供給カット

UA航空が、9月〜1231日までの供給を当初計画の▲1%〜▲2%から 2%〜▲3%に更に削減することとなった。 2012年通期の供給は、▲0.75%〜▲1.75%減となる。(chicagobusiness.com, 9/05/2012)

 

(3)アレジアント航空 路線網拡大

米超ローコストキャリアULCCAllegiant航空が、小規模都市に乗り入れている。 イリノイ州Bloomingtonとペンシルバニア州Harrisburgに乗り入れた。 これらの地点は、AirTranSouthwestに買収されて撤退した地点だ。 Allegiantは、American Eagleが撤退すると思われる地点への乗り入れも狙っている。 この会社の航空機稼働時間は1日当り約6時間と極めて低稼働だ。 地方都市からラスベガスやマイアミの観光都市へ路線網を張っている。 ラスベガス行きの顧客は、ほとんどが木曜日か金曜日発の日曜日か月曜日帰りなので、毎日飛行機を飛ばす必要がないのだ。(cbsnews.com, 9/05/2012)

 

 

【欧州&アフリカ】

 

(1)ルフトハンザ客室乗務員組合スト第2

LHの客室乗務員組合(UFO 18,000人)が、93日と4日のストに加えて97日に第2波の独全国24時間ストを打った。 UFOは、賃上げ+5%と、利益連動ボーナス1ヶ月、アウトソース(あるいは臨時乗務員の採用)禁止を要求している。 LH +3.5%の賃上げと臨時乗務員の一時的採用中止を回答している。 労使は、7日、交渉行き詰まりを打開するために調停プロセスに入ることに合意した。

LHは、今後3年間で▲€1.5bnのコスト抑制計画を実施中である。 その一環で、管理部門の職を▲3,500削減する。(wsj.com, 9/04, 07/2012)

 

(2)エアバス、空港滑走路カタパルト試験

エアバスが、離陸するジェット機のエンジン負荷を軽減するために回転する滑走路(rolling platform for runways)のアイディアを検討している。 これは、エアバスの2050年の航空旅行のアイディアの1つである。 航空母艦の戦闘機カタパルトの民間空港滑走路への転用だ。Tnooz.com, 9/07/2012)

 

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(3)イージジェット座席指定開始

EasyJetが、11月から全席有料席指定制度を導入する。 EasyJetは、4月から一部路線で試験していた £3£12の有料座席指定を全路線全席に拡大する。 ライバルのRyanairは、最前列や非常口脇座席などのスペースの広い有料座席指定以外の座席はフリーシーティングのままだ。(FT.com, 9/05/2012)

 

 

【アジア&中東】

 

(1)エアバス、天津組立工場製造A320は中国で販売

エアバスは、天津組立工場で製造するA320の販売を唯一中国国内に限定する。 中国ICBCリース会社が購入する天津工場製A320の外国航空会社へリースされる場合はあり得るが、その数は多くならないとエアバスは言っている。 ICBCは、間もなくA320をマレーシアのAirAsiaにリースする。 先週、エアバスとAviation Industry Corporation of Chinaは、天津工場のA320機生産を2026年まで 少なくとも10年間延長する暫定契約を結んだ。 この契約にはA320neoの組立も含まれている。

830日、中国は、A320×50機($3.5bn)の購入を決定した。 エアバスは、欧州以外で2番目となる航空機組立工場を米アラバマ州に建設すると今年7月に発表した。(channelnewsasia.com, 9/03/2012)

 

(2)中国東方航空 増資

中国東方航空が、親会社である国営のChina Eastern Air Holding Co.向け私募増資を実施する。 CEA Holdingは、現在東方航空の43%を保有している。 東方航空の上半期決算は、燃油高騰の影響を受け▲65%減益の8690万元($127m)となった。(wsj.com, 9/05/2012)

 

 

 

 ホテル & リゾート

 

(1)ビーウインドットパーティー損失減少

Bwin.partyの最大市場である独のスポーツ賭博税5%の導入(独市場はBwin.partyの収入の20%を構成する)、スペイン当局に対する 31.5mの税と金利の支払い(5月)にも拘らず、Bwin.partyFTSE250銘柄)の上半期損失が縮小した。 好調なスポーツ賭博とカジノ部門の収入が、ポーカーとビンゴの不調を補った。(FT.com, 8/31/2012)

 

ポーカー収入

ビンゴ収入

スポーツ&カジノ

EBITDA

税前損失

96.4m

31.5m

410m

92.3m

▲€15.3m

8%

4.5%

+3.0%

+14.2%

▲€35.7m

 

 

(2)PKF 2012年米ホテルRevPAR +6.7%と予測

PKF Hospitality Researchが、米国のRevPARが今年通期で +6.7%上昇すると予測している。 法人旅客とハイエンドの観光旅客が予想以上に増加しているので、以前の予測 +5.8%を上方に修正した。 好調な2012年に続く2013年見通しについては、+6.6%から +6.2%に下方修正した。(travelweekly.com, 8/31/2012)

 

(3)モスクワ ホテルメトロポール売却

MOWの歴史的アイコニックホテルであるHotel Metropol363室)が、89億ルーブル($276m)でモスクワ市からホテルオペレータのAlexander Klyachinに売却された。 赤の広場に近いこのホテルでは、ロシア革命以前にVladmir Leninが演説をした場所でもある。(travelweekly.com, 9/03/2012)

 

(4)トラベロッジ、家賃減額交渉成功

Travelodge(英)が、500ホテルの内の20%109ホテルの家主とCorporate Voluntary Agreementを締結して家賃の減額に成功した。(49ホテルは、6ヶ月以内に新たなホテルオペレータに移管されることになった) 先月、Goldman Sachs NYCのヘッジファンド2社が、完全な支配権の獲得との見返りに銀行負債 £235mとヨーロボンド £482mの債権を放棄し、新たに £75mの資本金を投入した。 これにより、Travelodgeの負債 £635m(年間金利支払い £100m)は、およそ半分の £329mに減少する。

2006年に £675mTravelodge £475mdebt financingを含む高度のLBOで買収したDubai International Capitalは、Travelodgeの経営から離脱する。

Travelodgeは、WhitbreadPremier Innに対抗して、英国のバジェットホテル市場に於けるポートフォリオを拡大する。 2012年に英国で41のホテルを開業し、2025年頃には1,100ホテル(100,000室)に拡大する長期計画を有している。 2011年の収入は、増収 +16% £370m、利益は、増益 +20% £55mであった。(FT.com 9/04/2012)

 

(5)ベットフレッド(英)のトート買収

英国ブックメーカー第4位のBetfredが、昨年6月、競争入札に勝利して £265mで英国の民営化されたToteを買収した。 Betfred CEO Fred Done (69) は、この買収に満足している。 Tote480店(25店売却後)、Betfred840店を有している。 今年18週間のToteの売上げは、業界の他社の売上げが伸びていないにも拘らず前年同期比 +18%も増加した。 店舗のカウンター販売のマージンは +6%増加した。

Toteは、2018年までの競馬のpool bettingの独占権を有している。 Doneは、排他的ライセンス取得のために、毎年 £9mを競馬業界に支払う。

Betfredの収入の半分を構成するルーレットなどのfixed-odds betting端末の売上げも好調だ。 Tote2011年年次報告書によれば、マシンの週間当りグロスウインは、£680だ。 しかし、William Hill £1,000以上には及ばない。 アナリストは、民営化騒動の渦中にあったToteのキャッチアップの間は大きな増収が期待できるかもしれないが、長期的に見れば、より良い場所でより近代的なマシンを装備した店を構えているマーケットリーダーのWilliam HillLadbrokesのマージンと肩を並べるのは難しいと分析している。(FT.com, 9/04/2012)

 

(6)マレーシア ゲンティン 中国でスキー場開発

マレーシアのGentingが、中国河北省で80コースのスキー場Genting Resort-Secret Garden130Sqft)を12月にオープンする。 このスキー場は、アミューズメントパーク、ショップ、レストラン、ホテル、会議場の施設を備えている。 中国のスキー人口は2014年に2,000万人になる予測されている。 未だ少ないスキー人口を、複合施設の入場者で補完する考えだ。(channelnewsasia.com, 9/05/2012)

 

(7)シンガポールの複合カジノリゾート

シンガポールで、Las Vegas SandsMarina Bay SandsGenting SingaporeResort World Sentosa2つの複合カジノリゾートが建設された。 2つのカジノは、2011年に $6bnのグロス賭博収入を獲得した。 しかし、シンガポール政府が細心の注意を払っているカジノの社会に対する悪影響の評価はまちまちだ。 確かにシンガポール人(18歳以上成人)の賭博(競馬、スポーツ賭博、宝くじ)率は2008年の54%から2011年に47%に低下した。 犯罪率も2010年比▲5.3%低下して過去20年間で最低となった。 しかし、賭博耽溺で救済を求める数は増加している。 National Addictions Management Servicerに救いを求めた数では、2007年度の88から 2010年度には398に増加している。 Tanjong Paper Family Service Centerでは、2009年の86から2011年の132に増加した。 シ政府は、地元住民のカジノ入場を更に規制するとともに、規則違反したカジノに対する罰金を年間グロス賭博収入の10%にまで値上げする。

しかし、この規制強化が長続きするかが懸念されている。 カジノ産業の業績が悪化した場合は、景気対策と就労機会の維持のための規制緩和も考えられなくはない。

シンガポールのカジノ運営の状況は、税収の増加を模索している海外(東南アジア)の諸国からも注目されている。 日本もカジノの解禁を検討している。 それをLas Vegas SandsSheldon Adelsonが後押ししている。 フィリピンでは、マニラ近郊にカジノリゾートを開発中だ。 そこに、日本のパチンコメーカーの大物である岡田和生氏が投資している。(wsj.com, 9/05/2012)

 

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(8)フォーシーズンズ、

世界で90の豪華ホテルを運営しているFour Seasonsが、現在50の新たなホテルを開発中だ。 同社の株主には、Bill GatesCascade Investmentやサウジアラビア皇太子Alwaleed bin TalalKingdom Hotelが存在する。 今後の展開は、中国や南米となるだろう。 中国では数週間前に広州に中国5番目のFour Seasonsをオープンした。 今後数年以内に10以上のホテルを開業する予定だ。 南米では、アルゼンチンで1つ、ウルガイで1つを運営している。 ブラジル、チリ、ペルーへも進出する計画だ。 メキシコでは2つのホテルを運営している。 住居の運営もFour Seasonsにとって重要だ。 ホテルと住居の割合は、ホテル毎によって異なる。 Orland Four Seasonsではホテル450室に対して住居は75戸だ。 Torontoでは、ホテル250室に対して住居が210戸だ。(wsj.com, 9/05/2012)

 

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編集後記

 

 

JATA国際観光フォーラム2012に参加して

 

921日(金)に東京お台場のビッグサイトで開催された「JATA国際観光フォーラム」に参加した。

 

  「これからの旅行市場の変化をどうとらえるか?アジア・日本市場は?日本ツーリズムへの提言」(独Tui AG会長 Michael Frenzel氏の基調講演)

  「これでいいのか日本のインバウンド 〜真の観光立国となるために〜」

(シンポジウム1

  「新たなマーケットの可能性と旅行会社の役割」(シンポジウム2

 

3つが、このフォーラムのプログラムだ。

 

3つのプログラムを、大胆に(大雑把に)1枚のスライドにまとめてみた。 そうすると、3つのプログラムが結局は同じことを言っていることに気がついた。

 

「パーソナルの旅のエクスペリエンスを求めている顧客のWantsNeedsをしっかり把握して、付加価値を伴った旅行(コンテンツ)を顧客に提供することが、旅行会社に求められている。」

 

これが、この3つのプログラムの言いたかったことだと読んだ。

 

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H.U.

 

 

  

(以上)