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CAPA分析:上海浦東空港=新たな発着枠は将来像の確立に役立つ様に戦略的に割り振る

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上海浦東空港=新たな発着枠は将来像の確立に役立つ様に戦略的に割り振る

 

10-Apr-2013 9:00 AM

slot130418.jpg上海浦東空港は2013年の末頃に第4番目の滑走路が完成の予定であるが、新たな発着枠が使えるのは2014年まで待たねばならないものと思われる。

一体、新規にいくつの発着枠が得られるのか、これは、中国の航空会社でさえ定かでないのだが、当初の推定では、毎日07:0022:00の間に242枠(121発着)が増加すると思われる。 更に、より重要な要素としては、中国人民解放軍がこの滑走路用にどれくらいの航空領域の追加を許すかと言う問題がある。

上海浦東空港の新発着枠は過半数、あるいは75%程度まで、中国国内の航空会社に割り当てられる可能性が高い。上海を本拠地とする中国東方航空は、北京が本拠で上海にハブを確立する道を探っている中国国際航空(エアチャイナ)と戦わなくてはならない。

中国のフラッグキャリアーとして、エアチャイナとその圧力団体はしたたかな動きを見せるだろう。

民間の吉祥航空と春秋航空も自らのホームベースの拡大を模索している。

多くの外国社が上海でのプレゼンスを広めること、または初めて乗り入れることに躍起になっている一方で、LCCを含めて、これら多くの国内航空会社が夜間帯の発着時間を昼間帯に移す道を探っているのも事実だ。発着枠を戦略的に配分する事が浦東空港を助けることになるのだが、それには極めて重い決断をしなくてはならない、それはほぼ完全に政治的な決断になるだろう。